昨日は久しぶりにカリオストロの城を観ました。
子供の頃に何度も観ているはずなのですが、
改めてみると
「ほぼラピュタや」![]()
かつての王族(正確には片方は執政官ですが)が、
2つに分かれて、その末裔の片方は少女で片方は
おっさんと言うのも同じですし、この映画に限っては
ルパンが
「ほぼパズー」![]()
最後に「バルス!」・・は無いものの、時計台が
崩れていく様もよく似ていました。
あと途中の、ルパンが銭形と共にオートジャイロで
塔からクラリスを救出しようとするシーンも
ドーラとパズーがシータを救出しに行くシーンと
似ていました。
似ているからと言ってディスっている訳ではなく、
私はカリオストロとラピュタのどちらの作品も
変わらず好きで、やっぱり宮崎駿作品はシナリオが
よく出来ているなーと改めて思わされました。![]()
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前置きが長くなってしまいましたが、先日ツイッターで
星野リゾートの社長の発言が話題になっていました。
元記事が見当たらないのですが、福島県HPの知事記者会見に
記載がありました。
平成29年なので、かなーり前(6年前?)
ですが、
何故か最近またツイッターで話題になっていました。
どういった発言があったかと言うと、
観光業の星野リゾートの社長が、「観光業にとっては、
福島県の県名を変えたほうが、特に海外に対してはプラスである」
という発言をされました。
と書かれています。
これに対して福島県知事(当時)が、
県名変更の議論が、現時点において出てきているという認識はありません。
結論はシンプルで、福島県はこのまま「福島県」として、復興・創生
していくことが何よりも重要だと考えております。
と答えられています。
正直言って、星野リゾートの社長の発言には怒りすら感じます。![]()
「県名を変えた方が良い」なんて、どれだけ傲慢なんでしょうか?
実は我が家は過去に何度か星野リゾート系列のホテルに
宿泊したことがあります。
こちらの記事にも。このホテルは良かったです。
上記のホテルとは別の施設ですが、とても嫌な出来事に
遭遇したことがあって、詳細は伏せますが一言で言えば、
「日本人観光客を蔑ろにして、外国人観光客を優先させる」
という(恐らくは)社是がありありと分かるような
出来事でした。
インパウンドは日本の名目GDPの僅か0.6%なんだそうです。
もちろん、日本が好きで日本に行きたいと思って来てくれる
外国人観光客は大歓迎ですが、だからと言って日本人よりも
優先すべきだとは思いませんし、ましてやイメージが悪いからと言って
県名を変えろとは信じられない発言です。
更に言えば、「県名を変えて外国人観光客を呼び込む」と言う
行為はある意味”詐欺”的なやり方では無いでしょうか?
福島で何があったか知っているけど、
「今現在は安全で、食品を始め、きちんと検査がなされており、
且つ素晴らしい観光地があるから行きたい」
と行ってくれる観光客を呼び込むことこそが大事なのでは
ないでしょうか。
そう考えると、星野リゾートの社長は短絡的思考の持ち主で
かつ儲け主義のとても傲慢な社長だと思います。![]()
外国人観光客が来なくても、私は福島に行きたいですし、
これからも福島のものを積極的に買いたいと思います。
