「すずめの戸締り」 【映画館】 | すきなことを書くブログ

冬休みに入ったので子供が見たがっていた映画を

観に行きました。照れ

 

 

 

入場者特典ラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~ネタバレ無し・感想~

 

新海監督作品を観るのは実は初めてでしたが、

なるほど、人気があるのがよく分かる映画でした。

まず演出が上手いですね。

特徴ある楽曲を効果的な使い方で使い、災いの扉が開くシーンでは

シーンの直前に鈴芽の瞳に「赤い色」を映すことで観ている人に

緊張感を持たせる。

物語全体の進み方も、緩急の付け方が上手くてあっと言う間の

2時間でした。

 

 

 

 

~ネタバレあり・感想~

 

 

まず、物語のキーとなる猫(神様?)のダイジンが可愛いです。ラブ

最初に現れた時はがりがりに痩せた姿だったのが、鈴芽の

「うちの子になる?」

の一言で急にふっくらとした可愛い子猫の姿になります。

これは想像なのですが、この子は元々捨て猫だったのではないでしょうか。

 

何年前のことなのか分かりませんが、捨て猫だったダイジンを

「閉じ師」(草太の祖父?)が要石にしてしまったのではないかと。

 

そのまま何年も人のやって来ない廃墟で、寂しい思いをしていたので、

要石を抜き、自由にしてくれた鈴芽を慕う一方で、自分を要石にした

閉じ師を憎んでおり、また捨て猫だった時代にも飢えて辛い思いを

していたので人間自体にも不信感があるのでは無いかと思いました。

 

そう考えるとクライマックスのシーンでダイジンが

「ダイジンはすずめの子にはなれなかった・・・」

と言うシーンはとても切ないですね。ぐすん

 

 

もう一つ、以前観たことのある「竜とそばかすの姫」との共通点が

多いのですが、私はこの「すずめの戸締り」の方が圧倒的に好みです。

 

共通点としては

・主人公が女子高生で幼いころに母親を亡くしている

・九州・中国地方の美しい自然が描かれている

・主人公は自分を犠牲にしても誰かを助けようとする

 

といったところでしょうか。

 

 

では何故こんなに好みが別れるのか・・・。

何というか、確かに細田監督の作品も映像はきれいだし、

主人公の成長物語と捉えれば悪くない作品なのですが、

どことなく嫌~な暗さがあるんですよね・・。真顔

 

例えば「竜とそばかす」では、主人公の母親は自分の子供の

目の前で他人の子供を助けるために川に入って溺死してしまいます。

「おおかみこども」でも、主人公・花の夫である"おおかみおとこ"は

2人目を妊娠中の妻を残して死んでしまい、狼の姿で「ゴミ収集車」で

処分されてしまいます。

 

このシチュエーションやシーン、必要ありますかね?滝汗

もちろん現実の世界は理不尽なことや、信じられない程悲しいことが

起こり得る世界ですが、フィクションである映画やアニメの世界では

こんなワイドショーのようなシチュエーションは要らないんじゃないか

というのが個人的な感想です。

 

 

そう考えると「すずめの戸締り」は登場人物が良い人ばかりで

爽やかな気持ちで観られたのでとても良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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