昨日のBSプライムニュースの菅さんのコメントは
涙無しには見られませんでした。
「撃たれたのが胸と聴いて、万が一のことを考えて…。
同じ空気を吸いたいって感じでした。
・・・・・(長い沈黙)
寂しがり屋だから傍にいてやりたいと。
いろんな情報が入って来たが、とにかく逢って
自分で確認したかった」
官房長官だった頃の淡々とした話し方とは
まるで違っていて、その沈痛な面持ちに見ているのが
とても辛かったです。
タイプがまるで違う政治家なのに、ここまで強い絆があったのは
誰も成し遂げることが出来ないような、とてつもなく大きな
共通の目標があり、それを共に成し遂げた、正に戦友だったから
なのでしょう。
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さて、昨日は2012年の再登板直後に出された論文を
紹介しましたが、その後日米首脳会談を重ね、
当初、安倍総理に不信感を持っていたオバマ大統領に
粘り強く対応し、その後確かな信頼を勝ち得て
「米国連邦議会上下両院合同会議での演説」
「オバマ大統領の広島訪問」
「安倍総理の真珠湾訪問」
等々、歴史的な出来事を経て、その後アメリカは
選挙によって選ばれたトランプ政権へと移行します。
トランプ政権下でもいろいろありましたが、
私が当時とても感動して今も心に残っているのが、
大阪でのG20の歓迎レセプションの一環で披露された
ピアニストの辻井伸行さんによる演奏でした。
~1:22:55頃より~
辻井さんの奏でる優しいピアノの音色とバックのモニターに
映し出される東北の人々の笑顔と各国の言葉による「ありがとう」
そしてそれを真剣に見つめる各国の首脳
特に最前列中央には安倍総理夫妻がいて、その横には
サウジアラビアのムハンマド皇太子、更に横には
プーチン大統領、エルドアン大統領、トランプ大統領が
並んでいる様子は今見ると何だか不思議な思いがします。
(最前列、クセが強すぎる・・・誰や席順考えたの)
きっと安倍総理もこの時のことが心に残っていたのでは
無いかと個人的に思っているのですが、
昨年の12月に公式YouTubeチャンネルで自身が弾く
ピアノ動画を公開しています。
弾いている曲は「花は咲く」
G20で辻井さんが演奏した曲です。
そしてここ数日、この動画が大きな話題となっているようです。
私も高校時代ですが少しだけピアノを習ったことがあり、
今現在子供も習っているのですが、僭越ながら
安倍総理のピアノはなかなかなの腕前ではないでしょうか。
東日本大震災の被災地復興にも尽力されていたので
その想いがとてもよく伝わって来ます。