はじまりは2012年 | すきなことを書くブログ

それまで私は政治には全く興味がありませんでした。

中学生の時、1、2年生の地理・歴史は割と好きで

成績もそこそこ良かったのですが、3年生になり

公民になった途端ガタっと落ちました。

 

社会人になってからもそれは変わらず、

仕事の忙しさもあって、選挙にも足を運ぶことは

ありませんでした。

 

 

ところが10年務めた会社を退職し、子供を出産した後

子育ての合間に子供について心配なことや不安なこと

を検索しているうちにブログ村の子育てカテゴリーに

たどり着きました。

当時寝る間も惜しんでいろんな人のブログを読み漁って

いた気がします。

 

 

やがて子供が少し大きくなって余裕が出来てきた頃、

幸せだけれども単調な日々を退屈に感じ、

同じブログ村の政治カテゴリーを覗くようになりました。

 

何故「政治」だったのかよく覚えていないのですが、

当時は3年続いた民主党政権から自民党へと政権交代が起こり、

安倍総理が5年ぶりに返り咲いた頃で、かと言って世の中の

雰囲気はあまり肯定的だった記憶はありません。

 

「誰が総理大臣になっても何も変わらない」

「どうせなら石破さんにやらせてみれば良かったのに

 安倍さんは以前やって、しかも途中でやめた人じゃないか」

 

そんな雰囲気でした。

 

 

しかも発足間もない安倍政権を同盟国のアメリカは

誰の入れ知恵か「歴史修正主義者」として警戒していて、

安倍総理の初訪米時には「アベが冷遇された!」と

近隣国や(なぜか?)我が国の一部のメディアが

喜んで報じていたのをぼんやりと覚えています。

 

 

特に支持する政党は無いし、ましてや安倍総理のことは

よく知らないけど、一応日本を代表する総理大臣なのに

何だか嬉しくないなぁなんて思いながら、政治ブログを

あれこれ読み漁っているとあることに気がつきます。

 

育児ブログが千差万別、十人十色なのに対して

政治ブログは大別すると全く真逆の2つの主義主張に

分かれていて、例えば同じニュースについての記事でも

捉え方が180度違っているのです。

 

ブログ村の政治カテゴリーランキングの上位に入っている

ブログも右左両方の論者がいましたが、その両方を読んでみると

自分が賛同できるのは右、つまり保守派の意見の方だなと

思いました。

私は政治には興味はありませんでしたが、自分が生まれた

国のことは好きですからね。

 

 

そのランキング上位ブロガーの中でも「くっくりさん」という

保守界隈では割と有名なブロガーの方のブログは、

自分と同じ主婦の方ということもあって、大いに共感して

夢中で読んでいました。

 

この方は第一次政権の時から(もしかしたらその前からかも)

安倍総理を支持されていて、今回の事件についても

大変心を痛められているようで、ツイッターを拝見していると

その悲痛なつぶやきにつられてまたしても涙が溢れてくるのでした。