タイに空路で出入国する際の出入国カードが
廃止されたそうです。
タイ出入国カード「TM6」 空路は不要に | newsclip (出張・観光、観光ニュースのニュース)
~ニュース記事~
外国人がタイに出入国する際に入管に提出する出入国カード「TM6」
が2日から、空路での出入国に限り、廃止された。
新型コロナウイルス感染症関連の書類審査で
入国審査官の作業が増えているため、「TM6」の廃止で時間短縮を図る。
タイは新型コロナ対策で導入した入国条件・規制を7月1日から、
新型コロナワクチンの接種完了もしくは渡航前72時間以内の
新型コロナ陰性証明を除き、撤廃。
観光産業の本格的な回復に向け、かじを切った。
~引用ここまで~
出入国カードと言えば大抵の方は
「ああ、あの機内で記入する細長いカードのことか」
と思われると思うのですが、「TM6」と聞いても
ピンと来る方はあまりいないのではないでしょうか。
実は私、この「TM6」には苦い思い出があります。
今となっては笑い話ですが、5年程前に夫の海外駐在に
帯同でタイへ入国した際のことです。
夫は数カ月先にタイへ着任していたので、私は子供と二人で
後からタイへ赴きました。
バンコクはスワンナプーム空港へ到着する頃、
私はそれまでの数日間の忙しさから抜け殻のように
なっていました。
日本を離れる際の諸々の手続き(自宅の管理依頼、
子供の幼稚園関係、車の売却、電気水道インターネット
NHK等の停止・解約)に加えて、海外への荷物発送、
数年は留守にする家の掃除、近所や友人への挨拶周り、
荷物到着までの最低限の必需品の荷造り等々
幼い子供を抱えながら、経験の無い海外生活に向けての
諸作業に疲れ、また何度も何度も確認しても
「これで本当に大丈夫だろうか?」
と不安が拭えず、心身共に疲労が極限まで達していました。
それでも何とか必要な手続きを全てこなし、予定通りの
フライトでタイへ向かって離陸した際にはほっとしたのを
覚えています。
ところが・・・ですよ。
その後無事タイへ到着し、ドキドキしながら手荷物検査を受け、
入国審査も通過してパスポートを返却してもらう時に
どうやら出入国カードを1枚(自分の分です。子供の分は
パスポートに挟まっていました)落としてしまっていたようで、
でもその時は気づかず、後日夫の会社からビザ延長の手続きで
出入国カードがパスポートに挟まれていないと指摘を受けて
始めて紛失したことに気づいたのでした。
長くなりそうなので続きます。