虎トラの事故 | ☆のブログ

虎トラの事故


私は飛び出し見に行く。すると汚泥まみれの黒い物体。うなりごえ。一切動かない。


猫なのかどうかの判断もつかないくらい泥の塊。

私は手の振るえがどまらない。どうしていいのかもわからず、とりあえず母にメール。どうしようと。


すぐ病院に連れてってあげてとのメール。



てか虎なのかもわからない状態。この時点で私は虎だと思ってなかった、信じてなかった。

体も冷たく、泥まみれ、足にはまったく力がない。生死を彷徨っていた。




新聞紙とタオルでくるみ、ダンボールにいれ、病院に電話。

面倒見るならつれておいでと。確かに迷った。もしかしたら下半身不随?になるかも。一生面倒みれるのか?

と。気付いたら車を走らせていた。1階の人とともに。


病院着き、院長の第1声。2,3日が峠だと。低体温骨折、打撲。創傷。


このブログを書こうとするだけで手の振るえがとまらない。あのときの光景が今でも頭から離れない、顔や声が夢にまででてくる。


まず、泥まみれの体を洗った。10分も洗ってないが力すらない。

なぜ泥まみれなのか?


交通事故に遭い、パニックでどぶ川に落ち〔水深15cm位の深さで、80cm位のコンクリートの側溝、一部草が生え、石垣になっている〕石垣のところから這い登った形跡があった。下半身骨折している状況で、川に落ち、おぼれかけ耳や口の中まで泥まみれ、これでよく登れたなぁと。生きたかったんだと。


爪はほとんど削れ血が滲んでいた。

必死で鳴き、助けを求めたんだと。なぜかそのときいつも喧嘩していた、通称悪役がそばで見てて鳴いてた。教えてくれたのかと思っている。



レントゲンと血液検査。

レントゲンの結果、骨盤骨折、右側後肢脱臼。胸部打撲。ところどころ傷。動くこともできず寝たまま。膀胱破裂は免れたが、下半身の神経は不明。と。

食べることも水を飲むこともできず、介護。ずっと付き添って水を1時間おきに、栄養剤を飲ませた。

それが1週間。


朝一緒に仕事に行き、夕方も面会に行き、夜は家でみる生活。眠る時間なんてない。少し動くとギャーと鳴く。叫び声。つらかった。あきらめようと思った日もあった。何度も。



1時間おきにおきておしっこのようすや栄養剤を飲ませる日々。