国立新美術館を出てミッドタウン方向へ向かい、さらに乃木坂、南青山を目指し歩きだす、最終的に渋谷へたどり着けたらいいあてのない散策。乃木坂で気になる方向へ左手へと歩く、前には子供を二人と手をつなぎ、ベビーカーを押す若い母親と昼食前のサラリーマンの集団、人陰はほとんどない、道は乃木坂トンネルの上に引かれた遊歩道になっていて南青山通りを見下ろして東には六本木ヒルズを確認でき、緑の濃い青山霊園を通りの左側へ東京の中心部なのに広さを感じる。歩道は街路樹の影でさほど日差しは強くなく、側道には休憩中のタクシーや配送車の列と、車内で昼食と昼寝をしているドライバー、この道も人は歩いていない、自転車を走らせる近所に住む二人の男女とすれ違うのみで、途中麺屋武蔵青山があったので昼食を食べる。
南青山界隈を路地一本入れば、郊外の住宅街とあまり変わらない風景を見られる、小学生の集団下校、郵便配送のバイク自転車配送車と一体なんで同じ場所にこんなに必要なのかと不思議に思うくらい出くわす、マンションや小柄なテナントの一階にはカフェや、ファッション関係の店と、いきなり広がる青空に雑草のはえる空き地を見つけ広さに驚き、テニスコートのおば様とコーチや高級級外国車の多さに住むのには息苦しいだろうと感じる、マンションの幾つかは、昭和の終わりに建てられた物件を壁面の塗装をし直したもので、ベランダや窓の造りも懐かしいものを感じ、周りの真新しい建物たちより存在感を出して建ち、街の色を出している、裏通りにも国道246号線沿いの歩道にも青山学院の学生たちの人波が現れ、渋谷に近いのを知らされ散策も終わる。