――――――関東のはずれ、とある町に暮らす高校生たち。
なんてことのない毎日だけど、どこかで、少しずつ傷ついている…
ある日ふと、傷ついた場所に包帯を巻いてみたら、気持ちがすっと楽になった。
それが包帯クラブの始まりだった――――――
天童荒太著『包帯クラブ』
高2の時の朝読書の時間に読もうと思って
でも途中で夏休みか冬休みかなんかで間空いて読まなくなってたこの本をまた初めから読んでみました。
当時は全然面白いと思わなかったけど、今日読み終えて
途中泣いた(笑)
包帯を巻くという一見くだらない行為が、生きる、そして死ぬという意味に繋がる。
死ぬことに別に理由なんてないって思ってた主人公が
やりたいこと見つかった、はい楽しい、じゃなくて
生きる上での葛藤=傷を、自分も他人も含めて少しでも分かる、というより知ることで
何かを無くす、誰かを失う、何かに傷付く辛さを知っていく。死ぬ理由を持つ。
と、同時に生きる意味を知る。
無くしたくないから、生きる。
すごく印象に残った言葉があるんです。
リスキっていう、いわゆるワルな子が
テンポっていう、頭良い大学に入ったりすることが全てだと思ってる子に
「皆が同じレースを走ってくれないと、不安なだけだろ」
って言うんです。
実際テンポは常に葛藤していて、やりたいことやってる主人公たちを
うらやましがってるんだけど、でもいわゆる出世コースにいることは
人生を楽しむ上で間違ってないとも考えてる。
んでリスキも・・・あ、だめだ、全部説明することになるわ(笑)
うん・・・だから、そーゆーことです(笑)
他人の「傷」を全て理解することは無理だとしても
少し知ることは出来る。
知ることで生きづらい世界も大なり小なり意味を持つと思う。リスキの立場でもテンポの立場でも。
そしたらちょっと世界は明るくなるんでないかな?
って思った本でした。
はい、おやすみなさい(-.-)ZZzz....
ANDo