四季に合わせた養生について月ごとに、生活習慣、食事、運動方法・量など、東洋医学の考え方と絡めて分かり易く説明されていた。


私は夏が大嫌いなので「無理しないように」と、ほぼほぼ体を動かさない暮らしをしてきたのだけど、この本によると梅雨からの暑い時期というのは、思い切り体を動かすべき季節との事。


むしろ、夏に体が動かせないというのは、それ以外の季節の過ごし方に問題があるらしい。基本はとにかく早寝早起き。とりわけ冬の寒い時期は寝れば寝るほど体重は減るらしい。


食事についても色々載ってるんだけど、これを機会にナツメ(生薬名 大棗)を食べてみようかと思った。ちなみに、ドライフルーツで検索して一緒に出てくるデーツは、ナツメとは全く別物らしい。


この本買おうかな?と作者を検索してみたら、似たような本を以前にも出しておられて、多分、そちらが好評だったんだろうね、と、「カラダとココロの整え方」の方を電子書籍で購入した。


こちらも季節毎の養生の方法が載っていて、内容もブレてなかった。しいて言えば、運動方法はやはり「動かす習慣」の方に細かく載っている。「整え方」には、症状別のお灸の仕方が詳しく載っているので、センネンキュウでやってみようかな?と思った。分かり易くて実行し易い本。