語りかける風景

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「語りかける風景」展へ出かけてきました。
「風景」をテーマにストラスブール美術館所蔵の絵画を集めた展覧会です。
ポストカードを2枚購入。
ロタール・フォン・ゼーバッハとカンペンドンク。
初めて見る絵だったんだけど妙に惹かれて。
ロタール・フォン・ゼーバッハの《雨の通り》と題された絵に特に惹かれました。

なんでだろう???目が離せないの。ドキドキして。
なんだかまたパリへ行きたくなりました。
前回はルーブルにこそ行ったけど、ベルサイユやモン・サン・ミシェルなどの観光で終わっちゃったので、次に行く時は美術鑑賞は勿論、モネの家とか画家縁の地を巡ってみたいなぁ。
今回の展覧会はバルビゾン派に代表されるコロー、テオドール・ルソーや
印象派のモネ、シスレー、ピサロ、そしてシニャック、ピカソ…
写実的な表現から印象派、そして抽象画(キュリズム)まで
様々な画家達の風景画が紹介されていてとても楽しめました。
当初、風景を描く事は画期的な事だったんですよね。
もともと古典的な宗教画や肖像画を描いていた画家達はアトリエで絵を描いていました。
鉄道が開通し郊外へ自由に行き来出来る様になり、
また携帯が可能な絵の具の開発もあって、外で絵を描くことが可能になると、
今までだれも描こうとしてこなかった自然を描くように。
私たちの感覚だと「普通」な事だけど当時は画期的で斬新。
物語と関係のない絵はあり得なかったんですものね。
(宗教的なストーリーだったり、小説だったり、肖像画だったり)
でも斬新な事は保守的な人たちからすれば受け入れられない事。
印象派達による描き方は当初、落書きだと酷評され、なかなか認めてもらえなかったそうです。
抽象画の産みの親、カンディンスキーの絵もとても素敵でした。
ポストカードを買おうと思ってたんだけど、色が全然違っていて…ちょっとガッカリ。
グラフィックデザインの仕事をしていたから、色の再現がどれだけ難しいかは分かっているつもりだけど毎回がっかりするんですよねぇ…あまりに違うので(>_<)
難しいとは思うけど、不可能じゃないはずなんだけどなぁ。


おNEWの服を着て

ランチを「ドゥ マゴ パリ」で頂きました♪
ここのカフェはピカソ、ヘミングウェイなどの芸術家達に愛されたパリの老舗カフェの海外出店第1号店。まさにパリ~なのです^m^
企画展にちなんだランチを頂きましたがとーっても美味しかった♪コーヒーも美味しい!