今回の第１回合宿にあたり、実際のところ直前まで私はノーアイデアでした。少なくともネオ江戸幕府は、現在のMDSP傀儡日本政府を打倒して新政府を打ち立てるような、そんなことを目的としているのではないし、相手の土俵に立つつもりは毛頭ない。
では、何をする？？ という自問自答に対する回答は、明確にはなっていませんでした。でもおはぎバウムの「五重塔」はちゃんと持って行かなければならないと感じていました。これがひとつのキーワードになるだろうと。
しかし、神戸のスパコン富岳に設置したものとは別に、一番手をかけて作っていた五重塔が、だいぶ前から見当たらなくなっていたのです。仕方なくほかのモデルを持っていくかな・・・などと考えておりました。でもあのシトリン（太陽の石）を頂上に戴くあれが最もしっくり来るんだよなぁ・・・と。
一方、合宿というからには、参加者の皆様に何かに取り組み、少なくとも向こう半年とか１年間をかけて、次回の合宿のときまでに何らかの自己開発や進化を目指していただく必要があります。
それをどうやって進めて行けばいいのか、自分には見当がつきません・・・こういう時は焦っても仕方がない。まぁなんとかいけるさ、と鷹揚に構えていると、出発前日になって、いつものようにインスピレーションが閃きました。
『ネオ江戸幕府とは、日本の「良心」を創り出す集まりである』
なるほど！！！即座に「なぜ日本なのですか？」とハーモニー艦隊にたずねると、間髪入れずに答えが返ってきます。
「それは地球上の国の中で、日本が一番良心というプロダクトを産出しているからだ」と。※以下、ハーモニーさんとの一問一答
良心という目に見えないものがプロダクト（製品）なのですか！？
そうだ、日本人が一番良心を備えている民族なのだ。大震災の時に商店やデパートに対して、災害に乗じた略奪行為を日本人は行わない。配給される水には、ちゃんと一列になって並ぶ。
これは諸外国から見れば驚異的であり、それだけ日本には良心を備えた国民がゴマンといるということなのだ。日本はもう家電製品や自動車を小型化し優秀な商品にする能力や技術だけで国力を自慢するような国になってはいけない。これからは、良心を輸出するのだ。それがあなた方の使命なのである。
良心を輸出するとは・・・一体全体そんな事が可能なのか！？ その時、現在Kindle版で読んでいるドロレス・キャノン氏の「この星の守り手たち」という本を読み進むように言われました。ハーモニー艦隊が、私の行動や思考の内容を逐一把握しているのは間違いありません。（つづく）
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