気になる | 戦うアトム日記

気になる

クレディーセゾンの子会社のセゾン情報システムズが最近気になります。

5年ほど前に某ヘッジファンドにいた頃、セゾンによる完全子会社化があるかなと思い取材したことがあります。


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それが、この2ヶ月ほどで株価がこんなに上がっています。

株主構成を見れば分かりますが、某M上ファンドの方々が作ったEキャピタルが2番目の株主として名が上がっています。08年9月に大量保有で初めて出ましたが、最近また増やしてるようですのでそろそろ何らかのイベントがあるのかな?とわくわくしてます。

記憶に新しいかもしれませんが、昨年ダイワボウ情報が親会社だったダイワボウに完全子会社化されました。

当時の大株主はEキャピタルでした。今回のセゾン情報も名前が似ててなんとなく験担ぎか?!と思ってしまいましたが、成功するをお祈りします。

日本株式市場を活発化するためにも多くのファンドに成功してほしいです。


ただ、個人的には同社株を買うのはリスクがあると思います。


過去に保有していた学研に対して当時の代表取締役の再任に反対する株主提案をしたが(09年6月)通らず、Eキャピタルが持っていた株(発行済みの約20%)の買い取り請求権を行使しました(09年9月)。買取価格は230円で決定しました(10年6月)。Eキャピタルが初めて大量保有で名が出たのは07年7月、08年1月には20%弱保有していました。

下のチャートを見る限り、買取請求をしたときから1ヶ月ほどで株価はピークアウト下落してます。これで儲かった人はいったい誰なのでしょうか。。。

Buy on the rumor, sell on the news



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株価は需給で動くので買い手がいれば上がり、いなくなれば当然下がります。


ご参考までにEキャピタルの保有株リストは以下の通り:

日産車体            18.93% (発行済みの)

立飛企業            17.48% 

新立川航空機         21.68% 

セゾン情報           22.78%

鳥居薬局            7.57%

TOC               7.45%

三井金属エンジニアリング  13.12%

ナイガイ             16.21%



ダウンサイドが限定的な株を買いましょう。

買う前に、この会社の株価が上がる確率がどのくらいあるか、下がる確率がどのくらいあるかを考えてください。

加えて、企業の有価証券報告書や決算短信に目を通して、収益率や貸借対照表の分析をし、自分が考える正当な株価水準を頭に入れて置いてください。

最後にどういうキャタリスト(きっかけ)があって自分の想定する正当な株価に辿り着くかをイメージしてください。