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「911」に初のハイブリッドモデル

最新型「ポルシェ911カレラ/911カレラGTS」の受注がスタート

 
 
 
 

今回導入されるのは、911カレラおよび911カレラGTSのアップグレードバージョン。

このうち911カレラGTSには、「T-ハイブリッド」と名づけられた“超軽量パフォーマンスハイブリッドシステム”が、

公道走行可能な911として初搭載されている。

 

モータースポーツでの知見を生かし開発したという同システムは、

排気量を従来の3リッターから3.6リッターへと拡大した

新開発の水平対向エンジン(ボア97mm×ストローク81mm、最高出力485PS、最大トルク570N・m)がベース。

 

 

同エンジンにはウエイストゲートを持たない電動ターボチャージャーが搭載されており、

ブースト圧を即座に上げられるのが特徴。

ターボチャージャーの電気モーターは排出ガスからエネルギーを得るジェネレーターとしても機能し、

最大15PSの電力を発生する。

 

従来モデルはツインターボ仕様だったが、新型のターボはシングル。

高電圧システムによりエアコンコンプレッサーを電動で駆動することが可能となりベルト駆動が省略されたため、

エンジン全体が大幅にコンパクト化されている。

トランスミッションは8段のデュアルクラッチトランスミッション(PDK)で、

その内部に永久磁石同期モーターが組み込まれている。

 

最新型911カレラGTSのシステム最高出力は541PSと、従来型の最高出力に対しては61PSアップ。

システム最大トルクは610N・mとなっている。

ハイブリッド化を含む車重の重量増は50kgとされ、0-100km/h加速は3.0秒、最高速度は312kmと公表される。

 

シャシーについては、リアアクスルステアリングが初めて標準化されたのもトピック。

可変ダンパーシステム(PASM)を備えたスポーツサスペンションも備わる。ポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)アンチロール安定化システムは、ハイブリッドの高電圧システムに統合された。

 

一方、911カレラについては、従来型ではGTS専用だったターボを2基備えた3リッター水平対向エンジンを搭載する。

インタークーラーをエンジン上部のリアリッドグリル直下に配置するなどし、排出ガスの低減とアウトプットの増大を実現。

最高出力394PS、最大トルク450N・mを発生する。

0-100km/hの加速タイムは4.1秒(スポーツクロノパッケージ仕様車は3.9秒)、最高速度は294km/hで、

従来型に対しては0.1秒と1km/hのパフォーマンスアップとなっている。

 

 

デザイン面では、新形状の前後バンパーや、4灯グラフィックのマトリクスLEDヘッドライト、

リニューアルされたリアのライトストリップなどが特徴。

 

 

 

フロント19インチ/リア20インチまたは同20インチ/21インチの新デザインホイールが計7種類用意される。

911カレラでは初採用となる、カーボンブレード付きのエクスクルーシブデザインホイールも見どころのひとつだ。

 

911カレラGTSモデルのフロントエンドには、アクティブ冷却エアフラップをはじめとするフラップ類が備わり、

アンダーボディーのアダプティブフロントディフューザーと相まって走行中のエアロダイナミクスを最適化。

さらにオプションとして、スポーツデザインフロントバンパーとそれにマッチしたサイドシルパネル、

軽量の固定式リアウイングを含む「エアロキット」も用意される。

 

インテリアは基本的に2シーター仕様となっており、追加費用なしで2+2となるリアシートも選択できる。

911として初めてフルデジタルのメーターパネル(12.6インチの曲面ディスプレイ)が採用されており、

グラフィックの幅広いカスタマイズが可能。

エンジン回転計を中央に据える伝統的なポルシェの5連メーターをイメージした「クラシックディスプレイ」を含む、

7種類の表示パターンが選べる。

 

最新モデルでは、ドライビングモードのカスタマイズ性やドライバーアシスタンスシステムの操作性、

コネクティビティーについても、従来型から大幅に改善されている。

Apple CarPlayでは必要に応じてメーターパネルに情報を表示することが可能で、

Siri音声アシスタントなどを介してAppleエコシステムで車両機能を直接操作することができる。

駐車中のビデオストリーミングもオプションで利用可能だ。

 

メインの操作系はステアリングホイール上またはステアリングホイールの周囲にレイアウトされる。

911では初となるスタートボタンは、ステアリングホイールの左側に配置。

センターコンソールの収納部には、非接触充電機能付きのスマートフォン用冷却コンパートメントも備わる。

 

 

 

トランスミッションは8段PDKのみで、ハンドル位置はいずれも左右から選べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速、コンフィギュレーションしてみた!!笑

 

 

 

 

 

 

 

カレラで、2000万円超えてしまいました。。

 

992前期の発売当時(2019年)の新車価格:¥13,600,000-が可愛想えてしまいます。。