妻が抗がん剤の地固め療法第2ラウンドを終え、一週間の一時帰宅を許されました。

10月12日の月曜日に帰宅し、また19日に再入院し、第3ラウンドの治療に入ります。病院に戻るとすぐに採血や骨髄穿刺を行い、ガン細胞の割合などを調べます。 今回はそれらに加えて腰椎穿刺を行い、脊髄液、脳髄液に直接抗がん剤を注入しました。この治療はルーティンで入院前からスケジュールに入っていました。抗がん剤を輸液で投与し続けても、脳や脊髄液には届きにくいので上記のような方法で直接攻撃を加えるのだそうです。

 

 

ママ、おかえりなさい。 でも、なんでハグしてくれないの?

残念ながら、免疫力が落ちているので接触禁止なのです。ママも抱きしめたいのにじっと我慢、辛そう。

 

 

ママ、ご飯食べていい? こらこら、どっちが大事なんだよ?

 

第2ラウンドまでは金、土、日の3日間の一時帰宅でしたが、長い入院生活で体力、筋力、気力も落ちているので今回は一週間という期間となりました。

(これも多分ルーティン)

 

帰宅時は歩くのもやっとでボーッとしていましたが、みるみるうちに回復。動作もシャキシャキし、顔色も色艶も日毎に良くなりました。抗がん剤のダメージで味蕾がやられアジを感じなくなって、甘み、塩味などは刺激を感じて食べられなくなってしまいましたが、日常生活は偉大なもので日々、回復が見られ食欲も増してきました。

 

再入院時の採血では何と白血球が3,500を超えていたそうです。正常値が4,000~ですので、これはかなり良い数値です。当人の気力もアップし昨日、また輸液用のカテーテルの装着を行い水分、栄養分の補給を開始、本日からいよいよ抗がん剤の投与開始です。来週の月曜日午後までぶっ通しで投与です。

 

 

私のお仕事は、ギター弾いて、ワンコのお世話、掃除、洗濯、病院に週2回行って洗濯物などの受け渡し・・・・じゃあ、いつもと変わらないじゃん。 そうなのです。私は普段の生活を変えずに守ることなのです。