ミラノに宿泊はしているのですが、電車に乗って地方都市へ出かけることが多く、今回はミラノ大聖堂もサンタンジェロ城もファッションストリートも、ガレリアも全部パス。


そうなのです、パパはお仕事で出かけているのです。えへん。

何軒かお気に入りのリストランテやピッツェリア、バールも有るのですが今回は寄れませんでした。



さて、ミラノを後にして向かったのは世界遺産の街、ビチェンツァ。ミラノとベニスを一直線で結び、およそ3分の2ベニスよりに位置します。特急でミラノ中央駅から2時間弱。





この街はベニスの裕福な商人たちがこぞって建築した別荘が多数残り、歴史的文化財になっています。 この別荘が今回私が購入した物件です。(ウソです。)




村々に必ずある教会の塔。




本当はこんなところでお仕事してます。(これは本当)

日本からわざわざ芝刈りに行ったのです。(ウソですって、)



例によってお昼になりました。

田舎では必ず丘の上に良いレストランが有ります。




ひっそりとしかし確かな味とサービスを提供しています。




良いムードでしょう。




スターターはこの時期にしか食べられないというアスパラガスの芽を炒めたのと豆腐のオリーブ焼き。

野菜類は自家農園栽培、使われているバルサミコ酢も自家製で何十年物だそうです。豆腐を使った、ヌーベル・クイジーヌ。イタリア語だとヌオヴァ・マンジャーレとでも云うのでしょうか。




一皿目はチーズオムレツ、アスパラの芽添え。むっちりしてボリューミィ。




女性コックさんが自慢げに見せに来たタリアッテーレ。パスタ生地に肉を巻き込んであります。

これをどのように料理したらよいか聞きに来たのです。茹ででトマトソースとカラメルも良し、クリームソースでも良し。 スープ仕立てにしてもらうようオーダーしました。




待つことしばし、出来上がりの熱々をテーブルまで持ってきて取り分けてくれます。




パルメザンチーズをたっぷりかけたスープ仕立てのパスタ。体に優しそうでしょう。


この後に自家製のヘーゼルナッツ・ジェラートが出ましたがあまりの美味しさに写真を取り忘れてしまいました。




ポンぽこりんのお腹をさすりながら山を下る車中のショット。ブドウ畑が広がります。

ほとんど地元消費の分くらいの生産量しかなかったのですが、近年、味の良さを認められて

商業出荷するようになったそうです。赤ワイン種です。


さて、午後も頑張って仕事しましょう。(ホントかいな。)