梅雨に入ったからと云ってこんなに降らなくても・・・・・。
車を降りるときは、ドアを少し開けて傘を広げられるので濡れ難いのですが、乗る時はたたまないと乗れないし、先に座ると畳んだ濡れ傘を膝の上を通過して助手席に置かなければならないので非常に濡れる。不快なものですね。
ワンコ達は手持無沙汰。
寝るか、食べるか、出すか、ほかにやることない。 パパも似たようなものです。
でも、パパはギターの練習なのだ。
バッハのセロ組曲「プレリュード」に悪戦苦闘している中、これも練習中。 バロック音楽の名曲中の名曲、パッヘルベルのカノンであーる。 ピアノでもギターでも初心者用にごく簡単にアレンジしたものから、そうでないものまで数多くの楽譜が有るが、これはかなり難しい楽譜。
こちらも同じ程度のアレンジである。 バッハのG線上のアリアでありあ。 ハ長調でありあ。
弾いているうちに訳が分からなくなってありゃありゃ・・・。
難しついでにこんなのも、ご存じベートーベンの月光でござる。
楽譜の下に数字が書かれている楽譜のようなものが有るでしょ。よく見ると横線が6本有ります。
これはTAB譜と云って、ギターの指位置を示しています。上の例でみると、一小節目は、2弦の1フレット、3,4弦は2フレットを押さえ、5弦は開放(押さえないで弾く)で・・・・といった具合。 これを見れば誰でも弾けちゃうのだ。 しか~し、実は上段の譜面から音楽性を読み取らなければならない。ゲージュツは厳しいのである。
6ページも有るのだ。
このギターはまだご紹介していなかった。 日本を代表するギター製作家、茶位信幸氏の晩年の作である。 これはプロが使用するタイプで表板はドイツ松。 右側は以前ご紹介したスペイン製のギターである。 なぜ2台出してあるのかと云うと、カノンとプレリュードは6弦を1音下げた譜面構成なのでいちいちチューニングし直すのが面倒。 だから、最初から2通りのチューニングのギターを用意しておき、とっかえひっかえ、練習するのだ。 つまりは単なるモノグサ。
レパートリーにはさらに演歌とポップスが加わる、忙しいのだ。






