最近読んだ書籍をご紹介します。

 

有吉佐和子さんの『悪女について』です。

 

 

2012年にTBSで、2023年にNHKでドラマ化されていました。

 

 

 

 **説明**

 

物語は、彗星のごとく現れ一代で巨万の富を築いた女実業家・富小路公子が謎の死を遂げたことで、記者が彼女の生前を知る人々にインタビューするという形で展開していきます。
八百屋を営む甲斐性なしの父親と盗難癖のある母親・鈴木タネに育てられたた鈴木君子(後に改名して富小路公子と名乗る)は、自分はやんごとなき華族出身の貰い子だと嘘をつき、周囲の同情をひいていました。
15歳になった公子は、男ばかりの夜学の簿記学校に通い、そこで知り合った沢山栄司から宝石店での仕事を紹介されます。
そんななか、公子は沢山の経営するラーメン店でアルバイトする渡瀬義雄と同棲して妊娠しますが、彼は公子と結婚する気はなく、姿を消してしまいます。
そこで公子は大きなお腹で、渡瀬の実家に乗り込み、慰謝料として5千万円を受け取ります。(昭和34年の5千万円は、現在で換算すると3億円)
公子は、その5千万円を元手に土地を転がし、目をつけていた宝石のブローカーとして起業。その後、二人目の夫・富本寛一を利用して田園調布の土地を手に入れ、事業を拡大します。
田園調布の土地に豪邸を建てた公子は、母のタネに預けていた子ども・義彦と義照と呼び寄せ、一緒に暮らしはじめます。莫大な富を手に入れたた公子は、愛玩犬の光子を溺愛し、専属衣装デザイナーやメイクアップ師、コックなどを従え、テレビのコメンテーターとして活動。
若い婚約者も手に入れ、まさに絶頂期を迎えていた公子でしたが、あるとき自社のビルの7階から転落して亡くなってしまいます。
果たして公子の死は、自殺か他殺か…それとも事故か?

 

 

ニューレディーの肉乃小路ニクヨさんがおススメしていて、気になり読みました。

可憐で美しい一人の女性は言葉巧みに人を翻弄し、自分の描いた人生図に向かって突き進みます。先見の明があるというのか、土地の売買で富を築き、宝飾の商売でも富を築く。土地や宝飾品には表と裏の世界があり、戦後の復興時期にその手のノウハウを身に着けた彼女。そしてこの時代に共に切磋琢磨している女性陣を魅了する会員制サロンの運営…。そのサロンではエステにマッサージ、運動ができるのですが、スタッフは若い美男子ばかり・・ちゅー
男性が若くて可愛い子を選ぶと気持ち悪がりますが、女性も同じようなものです真顔

ただ、経営者・女性としての自立していくロードマップとしては凄まじいものがあります。
この時代で簿記の学校に通うなんて…経営の基本。見習いたいところ。最近ではYoutube(無料)で学べる時代ですからね。
私も40代…老後も見据えて岐路に立っています。またトライ&エラーをやらなければ真顔