今年の初詣。

家族が帰ってこられないので、近くの神社で初詣。

確か、ここのご祭神は天之御中主様と記憶していたのだけど、あやふやなので、
巫女さんに聞いてみた。

「ごさいしんは、どなたでしょう」

「ああ、拝殿の前に」

拝殿のまえは、鈴と階段と、お賽銭の箱しか見当たらない。

拝殿の横も何もない。

「すみません、どこに書いていますか?」

「お賽銭箱に」

「は?」

「お賽銭でしょ?」

いやいや。
マスクと巫女さんの前のビニールカーテンのおかげで、会話が聞き取りにくいのね。

「ご祭神です。
どなたをお祭りしていらっしゃるのですか?」

巫女さん、ああ、と隣の巫女さんとバトンタッチ。

「ソウゾウの神様です。」

「あの、天之御中主様ですか?」

「ソウゾウの神様ですよ。そんなお名前かな?」

まさか、想像の神様じゃないよね。

ありがとうと、いって、階段をり降りる途中に、書いてありました。

天之御中主様と。ひと柱をお祭りされていました。

ことしは、天之御中主様とご縁があります。