ディスタルウェッジ手術 | 阿藤歯科医院のブログ

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みなさん、こんにちは立ち上がる

 

今日はディスタルウェッジ手術についてのお話しです看板持ちびっくりマーク

 

歯茎には、歯肉溝といって健全であれば2~3mmの溝があります(歯と歯茎の隙間)

 

歯周病の方は歯肉溝が4mmを超え歯周ポケットに移行します

 

一番奥の歯(最後方臼歯)のうしろの歯肉(遠心部分)の歯肉溝が深かった場合に

 

このディスタルウェッジ手術を行いポケットを浅くします

 

 

それでは切開・縫合に入っていきましょうニコニコ

 

①咬合面からみた切開線

遠心切開の長さはポケットの深さの2倍となります

 

また、最後方臼歯(7番)の後ろの骨は外側に膨らんでいるため

切開は決して内側に入れてはいけません

そこには大事な血管が張り巡らされているので、初めての方も経験者も要注意です

 

ウェッジの底辺はポケットと同じ深さになります

 

 

②頬舌的な断面図からみた切開線

 

 言葉での説明が難しいので絵を載せます

 やはり気をつけるべきポイントは舌側切開

 頬側と同じ感覚でメスを入れ続けるとどこまでも入っていき

 気づいたら大変なことになりかねないので本当に気を付けましょう

 

③縫合

 単純縫合だけの先生もいらっしゃいますが、、、

 それでも治らないことはないのですが、、、

 遠心歯肉が歯にくっつかず浮いてしまいやすいので

 単純縫合に加えて、その糸を切らずに手前の臼歯に括り付けて

 切開した歯肉が最後方臼歯の遠心にぴったりくっつくように縫合します

 

 ・・・言葉だとわかりづらい

 そのうち動画なんかをとれそうでしたらyoutubeにあげたいと思います

 

今回のディスタルウェッジ手術のお話はここまでです

 

 

先日のSBC歯周形成外科コースの写真が届きましたので掲載いたしますほんわかスター

医学の進歩に乗り遅れないよう、どんどん講習会・セミナーには参加していきたいと思います

 

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