こんばんは。たけ丸です。


今年の私は「読書の秋」です紅葉

図書館で本を借りて、どんどん読みます。

昔から読書は好きだったのに、全然読まなかった時期が長くて、いまさらながら過去のベストセラーを読みあさっています。

芥川賞、直木賞、本屋大賞を中心に、手当たり次第です。


それでね、少し前の本を読むときに、奥付で発行日を確認することが癖になりまして。

特にミステリーは必ず見てしまいます。

なぜなら、作品の舞台内での、インターネットや携帯電話、スマホの有無に関わるからです。


作品の舞台が昭和なのか平成なのか、令和なのかによって、通信環境や防犯対策も違います。

令和なら「これ街中の監視カメラで一発じゃん」という状況も、昭和ならあり得ません。

それを頭に入れながら読まないと、トリックがおかしなことになってくる。


ところが、たくさんの作品を読んでいるうちに、ミステリーだけでなく、文学作品やラノベでも時代背景の把握が重要だと気付きました。

恋愛小説で「これ、メールしかない時代かな?」と思い、奥付を見てみると、けっこう昔の作品だったりする。

恋人との連絡手段が、手紙から固定電話、携帯電話、メール、LINEと、どんどん変化しているのが面白いです。

「そうそう、昔は公衆電話から必死でポケベルに連絡したよね」なんて思い出しながら、昔の小説を読んでおります。


たけ丸でした月見