水色の鳥が鳥かごの中で羽を広げたら、緑色の、それこそ奇跡のような緑色の羽毛が輝いた。

外では人が激しく行き交うけれど、僕の見た奇跡のような羽毛は、何処にも消え去ったりしなかった。

そうだ。
僕らは、宇宙の深い深い奇跡のように美しく描かれる軌跡の中で漂いながら、そして、幾つかの奇跡を通りすごしながら、明日の光を待ち望んでいる。