今回はスーパースピードレース(タイトー)です。

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ヤフブロももうすぐ終わりということで、自分の原風景となっているゲームを書いていこうと思います。そもそも自分がアーケードゲームに最初に触れたのはこのゲームだったような気がします。これまでも何度か盛り場(ゲーセンではない)に連れて行ってもらってはいたものの、小遣いの少ない小学生でしたので、自らお金を払うということはできずに、他人のプレイを見ているだけでした。

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そしてある時、時間つぶしの名目でしばらくここで遊んでいなさいという親たちの支持のもと、お金を渡され、どこぞの遊戯コーナーという場所に放置されたのです。もらったお金は自分のではなく、自由に消費していいものであったので、そのコーナーにあるエレメカなどを遊んでいました。

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一通り好きなエレメカを遊んだ後、筐体に入ったこのゲームに目が行き、チャレンジしてみようと思ったわけです。ただアーケードゲームは初めてでしたので、お金を入れたもののどうしていいのか分からずに端の緑の中を激走していました(笑)。横から友人に真ん中出なきゃと言われて、ようやくゲームが始まったような覚えがあります。

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その後、やり方がわかるとこのゲームと出会ったときにプレイしていました。もうこの頃にはこのゲームを頻繁にプレイしている人はいなかったのですが、わりと長いことエレメカなどがある遊戯場には置かれていたんですよね。そういった意味ではゲーム界のロングヒット商品ではなかったかと思います。そしてその日のスコアというものが横のデジタル表示に並んでいたのですが、これを超えてやるというモチベーションを持ってプレイしていたわけです。

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ゲームはハンドルとアクセル、そしてシフトレバーという単純な操作系で、カーレースですがハンドルに合わせて自車が横に動くだけのアナログ感の全くないゲームでした。それが自分には合っていたのでしょう。敵車や路肩に接触するとゴーという効果音とともに車が炎上し、また右下のスタート位置に戻ります。

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道を走るとスコアがどんどん上がっていきます。そして2000点を超えるとエクステンドプレイという名の追加時間が設定されます。これはタイムが0になったときに追加で20秒増えるというもの。

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こうしてタイムが無くなると突如操作が利かなくなります。どうした?と思って横を見ると、タイムが無くなっていて、プレイ時間が終了したことを把握するわけです。まだこの頃はスタートとゲームオーバーの演出が大したものじゃないことが多く、操作ができなくなって終わりを知るというものもたくさんありました。

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この頃はレースゲーム得意だったのになー(笑)。ヒットしたこのゲームは元々は白黒のスピードレースというゲームで、そのカラー版がスーパースピードレース。そして筐体の形によって、VやGPVといった名称になっていました。私がプレイしていたのはVだったと思います。普及していたのもVが一番多かったんじゃないかな。ロングヒットになったゲームでしたが、さすがに40年経った今では見ることはないですね。温泉街とか行けばもしかしたら出会えるのかしら?