今回はTATSUJIN(東亜プラン/タイトー)です。

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東亜プランの代表作というと、やはり自社ブランドより前となってしまうかな。その中で人気の作品というと、究極タイガーかこれになるでしょう。個人的にはこちらの方がハマっていたので、今回はこちらを紹介。

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パワーアップするシューティングは数多く出ていたけれど、初期装備が3Wayというのはこれが最初なんじゃないかな。幅の狭い3Wayなので固い敵に接近して撃てば大ダメージを与えるというテクニカルな面もあります。

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ドクロのアイテムキャリーなどを破壊するとパワーアイテムや武器アイテムが現れます。Sのスピードアップは4段階。Pのパワーアップは5個集めると次の段階に進み、武器は3種類あります。

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Pのパワーアップアイテムは画面上に表示され、5つ集めると持っている武器のレベルが上がります。レベルは2段階あり、最高レベルになるとPは出現しなくなります。ミスした時にもこのストックは残るので、わざと最高の1つ手前のストック4までで止めるという保険なやり方もあります。

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武器は初期装備のパワーショット(3Way)と緑の達人レーザー、青のサンダーレーザーがあり、レベルは受け継がれます。

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達人レーザーは貫通力のあるショット、サンダーレーザーは敵をロックオンできます。アイテムで切り替わるタイプなので、達人レーザーはちょっと使いづらく、赤か青で行く人が多いですね。当時はまだ連射ボタンがないものも多かったので、長時間プレイできる人は青を使う人が多かったようです。

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初心者にはすでに難関の中ボス。画面下まで迫ってきて弾をバラまきます。早く倒さないと、もう1機やってきてしまいます。一番下にいれば体当たりはされないので、弾をしっかり見ていけばなんとか。

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パクパクしているこいつも耐久力があるし、開いた時にしかダメージが与えられないので厄介。

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そしてこの3連星。たぶん何も知らなければ、ここで一度はみんなやられるんじゃないかな。高速で現れ、レーザーを連射してくるので、面食らってやられてしまいます。ハイスコアのIの文字の右に中心を合わせるとレーザーの隙間に入れるというのはゲーメストからの知識。ここで連射して、速攻倒します。

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その後はスクエアに移動する4つの卵型の敵。私は惜しげもなくボムとか撃ってました。こいつも画面下まで来ないので、弾さえ見ていればいいんですけどね。

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そしてステージボス。手前の砲台がくるっと回転して弾をバラまいてきます。私がこのゲームに対する姿勢なんですが、この1ステージが最終面と心に留めてプレイしてました(笑)。なのでここを越えると燃え尽きてしまい、それ以上進むことはほぼありませんでしたね。それでも満足だったんだよなー。

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なのでこのガラス的な中ボスと会ったのもそんなに回数はなかったですね。最大パワーアップ時のサイドのオプションもほぼ見たことないし。

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もちろんそんなのは私のようなヘタレシューターだけで、他のみなさんはもっと先へと進んでいました。このTATSUJINというゲームは敵が規則正しく動くものが多いために安地も多く、それらを知っている人が長時間プレイを楽しめるといった部分もありました。

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地上物には当然重なっても当たり判定は無く、ボスなんかも地上物とみなされている場合は重なっても大丈夫なことがあります。なので懐に入ると安地な場合も。

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そして最大サンダーレーザーは5本のレーザーという派手さ。スクリーンショットを取ると、3本と2本が交互に出ているためにその迫力が伝わらないんですよね。実際には3本の間に1本づつレーザーが出ています。

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サンダーレーザーはザコには無類の強さを誇るものの、ボス戦は威力が弱いために長期戦になりがち。ダメージの計算も武器によって変えているため、ショットからレーザーだと楽に倒せるのですが、逆にしてしまうと大変苦労します。ボスの場面とかでうっかり武器アイテムは取らない方がいいですね。

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ボスもよく見るとコミカルなフォルムをしています。顔にも見えるし、爬虫類っぽくもあるかな。

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ラスボスもゴリラっぽい顔だし。

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だけど口の部分が開いて顔のようなものが。こうなるとちょっと気持ち悪いね。

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ラスボスを倒してもループし、エンドレスにゲームは続きます。ステージの切れ目がないためにプレイヤーは体力の続く限り、ショットを撃ち続けなければなりません。まあ、私の場合、体力よりも残機の方が早く無くなるんですけど(笑)。

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難しいゲームなのですがゲーメストなどで攻略されていくと終わらないプレイヤーも続々と出現し、すぐ終わる私みたいな人といつまでもプレイをしている人の両極端な差が生まれたゲームです。難易度が高いゲームにはありがちなのですが、それが顕著に出たゲームでもあります。なのでこのあたりからエンドレスゲームというのは無くなっていった印象があります。ただ自分がそういうのを経験したことないので、知識だけの話ですけどね(笑)。