今回はB-ウィング(データイースト)です。

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個人的に無くなってしまって残念に思った筆頭はやはりデータイーストですね。好きなゲームも多く、老舗のメーカーの1つだったので、倒産の知らせに大変心を痛めました。現在、版権はほぼジー・モードが持っているようなのですが、あまりアーケードの復刻は活発でなく、少々残念に思っていたところ、調べてみると今年のおもちゃショーにインフォレンズが手のひらサイズのデコゲー詰め合わせゲーム機を出品していて、ちょっとオラわくわくすっぞ(笑)。現在、秋葉原駅の構内でもこの通常版(1つのゲームのみ)が遊べるようで、今後のニュースが気になります。ただ今のところ、チェルノブは無いようで。やっぱり、ダメなのか・・・。

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気を取り直して、B-ウィングです。ウイングと呼ばれるパーツをドッキングして、敵の重機動要塞ゴブナスを倒すシューティングです。ウイングは1面につき2回出てきて、左右の吊っている部分を壊すと手に入ります。全部で8種類。

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ウイングはそれぞれ特殊な攻撃方法が備わっていて、前方攻撃の強化や横攻撃が強くなるもの、下方攻撃に特化したものなどいろいろ。パワーアップはないので、このウイングが違うと難易度が全く異なるというシステムになっています。後発のゲームだとパワーアップのおかげで1つの武器で用足りてしまったりするのですが、このゲームではそれがなく、場面に応じたウイングが活躍します。

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特に最後に登場するゴブナスは弱点が限定されていて、そこに当てるにはウイングが効果絶大だったりします。特にJウイングと呼ばれる障害物を越えることのできるウイングは必須な場面も。

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ウイングを付けてない時には下方に潜るような動きもできます。使う場面はそう多くないものの、緊急回避やコアがガードされているゴブナスなどには有効な場合があります。

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5面からは2回出てくるウイングの前半のパーツを選ぶことができます。意外に知られていないのが、ここで選べるのは画面に出ている5種類だけ。全部で8種類なので、3種類は除外されているわけです。

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このウイング選びもずっと続くわけではなく、4面ごとに切り替わります。実はB-ウィングはバージョンが2つ出回っていて、背景が緑でスタートする方はこのウイング選びをしっかり行わないとダメで、黄色でスタートする方は初めに選択されているものを選べば間違いなかったりします。出回りは前者の方が多かったかなぁ。

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後方攻撃の強いA-WINGつけてこのバリア群はつらいよー。このようにウイング選択は死に直結します。

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このゲームの強敵はこの稲妻を放ってくる奴。うまく正面で誘導するといいのですが、下で構えていると逃げ場所がないなんてことも。

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最終45面はゴブナスのオンパレード。通常面のように徐々に迫るのではなく、普通にスクロールしてくるので、非常に厄介。

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そして最大ゴブナス登場。まあ大きいだけなので、ここまで来た人なら問題ないでしょう。

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最終面をクリアするとスコアのすべての数字が9になります。このおかげで、スコアアタックがなかったんですよね、このゲーム。さらにシステムの穴をついた技があって、

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ウイングを装着する際に下に下がりながら、ウイングの切り離しを行うと再び装着できて、このことをすると2000点入るのです。これを連射で行うと1回に80000点くらい入り、残機も増やせるという裏技があり、これで道中に行い、1千万点以上にするとエンディングのカウンターの桁が1つ増えてしまうのです。この時にかかる時間が20分以上。私も何度か見たことありますね、ここで放置されている台。

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ファミコン版の方が有名で、語られるのはファミコン版の方ばかりなのですが、アーケード版も面白かったです。ウイング稼ぎが無ければ、もっと評価されてもいいんですけどねー。ザビガの発展形であり、ダーウィン4078の原形のこのゲーム、続編が無かったのはちょっと残念ですね。初めに書いたレトロアーケードLLに入りそうなので、ちょっと期待して待ちましょう。