今回はダークシールII（データイースト）です。
続けて続編の方を。前作から２年後に発売されたのですが、まわりは格闘ゲームブームになってしまったので、思うようにはヒットしなかった印象があります。
ゲームの中の時間もちょうど２年が経ったという設定。前回、侵略に失敗した魔物たちが再びルシファーの復活を企みます。そこで前回にも登場した英雄たちが立ち上がるのですが、あれ、忍者がいない。国に帰ったのかな（笑）。代わりにエルフとドワーフが加わっています。
今回は合間にストーリーがはっきり語られて進行します。声も入っているので、かなり気合が入っている模様。
基本操作はほぼ一緒。アイテムや魔法の使用方法まで一緒なのですが、唯一違うのが、キャラによって溜めや連打で特殊攻撃が出せます。吟遊詩人のホークの場合、連打で槍が３方向に向けて突き出されます。この辺の説明がインストに載っていないのは残念。
この連打の攻撃だと真正面に立つ必要がないのでとても強力。やはり今回もホークが一番使いやすいかな。どうやら、このゲームの主人公っぽいし。
なんか近くない・・・。
敵の弾の当たり判定を見切ると一気にダメージを与えられます。敵の弾は点滅するとすでにダメージを受けないので、そこから反撃。
いやだから近いよ（笑）。
今回も魔法は変化の術。新しく加わった魔法もあります。この召喚魔法はとても強く、今回はボス戦でも魔法が使えるので、ボスに使ってもいいかも。
さほど動きはないものの、アニメへの気合いの入れ方はかなりのもの。
砂漠では石板を２つ集めてから祭壇に来ないといけません。途中砂嵐でいる場所がワープしてしまいプレイヤーを惑わせます。個人的にここを見て、ファンタシースター３を思い出してしまったのですが、分からないかな（笑）。
背後から狙い撃ち。安地ではないし別にいいでしょ（笑）。
固いゴーレム兄弟登場。ひたすら突くべし。
ゴーレムを倒して転送魔方陣へ。これで一気に敵の本丸へと向かいます。
蜘蛛ですがなにか？
前回のラスボスと今回の首謀者のゼノンが待っているのですが、仲が悪く、ゼノンとだけ戦います。もう１人は見ているだけ。ところであなたのお名前、何でしたっけ？
前回は騎士でしたが、今回は魔法使いということで、魔法による攻撃がメイン。ザコたちを召喚しながら攻撃してきます。ただザコを倒すことにより、ゲージがアップするので、得してるのはこっちかも。
ゲージをかなり削るとそこから全然減らなくなるので、召喚魔法などで一気に片付けた方がいいかもしれません。
ただしこの２人は一緒。ちょっとロードス島を意識してるのかなぁ。
前作とほぼ同じ操作なのでとっつきやすく、展開もややスピーディーになっています。敵の数が多くなっているので難易度は上昇しているものの、無理というほどではなかったように思います。けど、時期が悪かったかな。格闘ゲームブームの最中だったので、あまりヒットをしたようには見えませんでした。そしてエンディングでは続編があるかのような引きなのですが、残念ながら続編が出る前にデータイーストは倒産してしまったので陽の目を見ることはありませんでした。企画はあったようなのですが・・・。こちらも北米でのみ移植されてるんだよねー。向こうでは売れたのかしら？
敵の城から脱出した５人。ここで彼らの旅は終わり、それぞれの道へと進んでいきます。