今回はピンボール・アクション(テーカン)です。

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コンピューターゲームのピンボールゲームというと範囲を広くとらえれば、ナムコのボムビーやジービーなども入るのかもしれませんが、本格的なものとなるとやはり任天堂のピンボールになるんでしょうね。そこには実機にはない新しい可能性が含まれていて、それをアーケードに持ってきたのがこのブログの初めの方に書いたジャレコのピンボで、ただあれは少し邪道なピンボール(笑)だったので、ゲーセンでのピンボールとなるとやはりこちらになるのかな。

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こちらがメイン画面。ここから3つの別画面にいけるのですが、まずはターゲットを落とす必要があるのでそこから。画面の左上に緑、右上に青、左下に赤のターゲット(それぞれ5・4・3)があり穴も見えます。このターゲットに全て当てて落とすことにより、各穴が開き、ボールを入れることにより別のステージへと移ることができます。

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他の画面を説明する前に、この画面を一気に説明してしまいましょう。スピナーと呼ばれる中央上のクルクルで真ん中下の4つのプロフィットランプが変化します。これは背景の顔の周りにある10個のスターロールオーバー(丸いヤツ)を全て通過させることにより得られるボーナスです。

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右上のABCのランプを付けるとボーナス倍率アップ。ボーナスはADVと書かれたところを通過したりフィーチャーを取っていくと加算されていき、左真ん中のピンクの穴に入れることで得ることができます。ボーナスは玉を失わない限り、リセットされないので、倍率を上げ、ひたすらこのピンクの穴に入れると得点はうなぎ上りに増えていきます。スコア狙いの人はこれが正攻法。

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でもそれだけだと飽きてしまうので、やっぱり各フィーチャーも取りたいところ。こちらは緑の穴に入れたステージ。もし穴に入れる前に2回ターゲットを落としているとフリッパーの真ん中にポストアップされ、3回落としていると右のリターンレーンに1度だけ助けてくれるゲートが開いてのスタートとなります。これは他の色も同じ。

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このステージも目的は真ん中のボーリングのピンの上を全て通過させ、ストライクとなると下のランプが1つ付きます。これを3回繰り返してターキーを完成させること。

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青のステージはポーカー。中央の半円状に置いてあるターゲットに狙うべきカードのランプが付いているので、そのターゲットを落としていきます。ランプの付いているものを全て落とすと中央の役のランプが1つ上がり、というのを繰り返していきます。

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赤のステージはスロット。スピナーを回すことによりスロットが回るので、目指せ777。

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ターキー完成。ただこの面はリセットされないので、後はひたすらストライクを取るだけ。

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スロットは当たらない(笑)。

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別ステージで一番面白いのはポーカーかな。最後までいくとリセットされて、また初めからになるし。別ステージはMAINと書いてあるところに放り込むとメインの画面に戻ります。

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時代的にはハイスピードという実機が出る前のゲームなのでジャックポットシステムがなく、目的の面ではいささか不明瞭な部分があり、すべてのフィーチャーを取ってしまうとモチベーションが下がるといったポイントはあるものの、まずその前に長時間プレイが難しい(笑)。シェイクボタンがあり画面を揺らせるのですが、タイミングよく使わないと逆の結果につながりかねず、ある意味実機をよくシミュレートしているな、ともいえます。フリッパーの間はかなり落ちにくくなっているので、サイドに落ちないようにすればロングプレイできるんですけどね。実機と同じでそんな腕はありませんでした(笑)。