今回はメガブラスト(タイトー)です。

イメージ 1
ヘルファイアーに引き続き、4方向撃ちまくりゲームを。半年ぐらいこちらが後みたいですが、記憶の中ではほぼ同時期なイメージがあります。この頃に出た同じタイプとして、ギガンデス、ブラストオフとかがあります。ちょっと違うけど、原始島なんかも同じに入れていいのかな。

イメージ 2
似たタイプのものと決定的に違うのが初めから4方向に撃てて、これ自体は変わらないこと。よくゲームの売りな部分は初めから見せるべきと私は言っているので、それを具現した形になっています。

イメージ 3
敵を倒すと丸い色の付いたパワーアップアイテムを落とします。このアイテムは4種類(5種類との噂もあるけど)あって、青がノーマルショット、赤がレーザー、白がバウンド、緑がシールドとなっていて、取った方向の場所がパワーアップするようになっています。この内、緑のシールドは他の武器と併用可になってます。

イメージ 4
道中はわりと短く、ボス手前になるとターゲットの情報が文字として表示されます。初めからウィークポイント不明ですが。

イメージ 5
そしていきなり現れる巨大な足。ちょっとトリオ・ザ・パンチを彷彿とさせますが(笑)、そんな甘いものじゃなく、ここでゲームオーバーになった人が多いのではないでしょうか。というのもこの画面の3分の1を埋める足から、高速にホーミングが発射され、知らないと避ける間もなく餌食になります。

イメージ 6
耐久力はないので、知っていれば対処しようもあるのですが、いきなり面食らうところ。ちなみにこの道中でもホーミングを撃つ敵はいて、そこでも避けそこなう場合があります。

イメージ 7
ストーリーはさらわれた女性たちを取り戻すというシリアスなものですが、中身はややおふざけ。2面中ボスはレイメイズの自機が登場。

イメージ 8
3面中ボスはDoH。

イメージ 9
で、DoHを倒すと脳みそに。おぉ忠実(笑)。

イメージ 10
そしてメタルちゃっくん。んー、シリアス感台無し(笑)。いっそのことこちらをメインに仕立てたら良かったのにね。ゲーム天国のように。

イメージ 11
最後はバブルン。初め小さいのだけど、泡を消すと怒って大きくなります。

イメージ 12
中ボスの他にもちろんステージボスもいて、そちらも個性的。2面は合体と分離を繰り返すLOVELORN。

イメージ 13
3面は拡大と縮小を繰り返すINFINITELY GREAT。

イメージ 14
5面はどこかで見たデザイン(笑)のMEDUSA。

イメージ 15
途中が短いので、わりとボスとの戦いの比重が大きくなっている印象があります。ただボスもそれほど耐久力の高いものはいなくて、弱点を的確に突くと速攻に倒せるものが多いです。

イメージ 16
最終面はまずは中ボス祭から。タイトーキャラのオンパレードです。

イメージ 17
そしてラスボスの1面で足だけ見せていたロボが全身お目見え。ただしこの状態のまま、腕とか振ってこないですけど。

イメージ 18
その代わりいきなりの一斉掃射。安地を知らないと無理。

イメージ 19
でもまあ耐久力がやっぱりないので、弱点を突けばすぐに終わります。

イメージ 20
ストーリーはデモの中に文字だらけで説明されています。ビジュアル的なものは一切なし。もちろんエンディングにもそんなのありません。

イメージ 21
タイトーのクソゲー三巨頭の1つとか呼ばれているそうです(笑)。部分的には見るべきものもあるんですが、やはりバランスがねぇ。全方向に撃てるというのはそれだけで強く、強い自機に対しては強い攻撃でないと対処できないというバランスの取り方がこのようなゲームになってしまったのだと思います。またこの頃のゲームは自機が大きいものが多く(システム的にそれが可能になったためかな)、迫力はあるものの、バランスは失われてしまったものが多い印象があります。このゲームも倍の画面でプレイできれば違った印象になったのではないかな。せっかくタイトーオールスターなゲームがクソゲー呼ばわりされて残念ですね。仕方ないけど(笑)。