今回は超時迷宮レジオン(日本物産)です。

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近年、小説やアニメなどにタイムリープを扱ったものが増えています。元祖はこの言葉が使われた「時をかける少女」で、何度も映像化されているSFの傑作ですが、そこから派生したものも多く、先日放送していた「君の名は。」なんてのもそんな1つだったりしますね。そんなタイムリープを盛り込んじゃったゲームがあったんですが、知らないですよねー。

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2人同時プレイ可能のシューティングです。1つはショット、もう1つはタイムボムという時間を止めることでできるもので、使用回数は限られています。

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このタイムボムを使用すると画面が一瞬灰色の世界になり、敵などが止まります。加速装置とかアクセル・ワールドとかそんな感じです(笑)。

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このゲーム最大の特徴はこのタイムボムを自機がやられた直後に3回連続で使うとなんと復活できるという点。実はタイミングが本当に直後だけなので、インストにも書いてあるこの技を使えない人も多数いて、理解されなかった面があります。私もその1人。もう少し入力時間を受け付けてくれたら良かったのに。

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進んでいると人が歩いているので重なると助けることができます。この時、人の色によってパワーアップがされます。赤い人は自機の角に乗り込んでサブ武器を発射してくれます。青はスピードアップ、緑は一定時間レーザーを撃つことができます。

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しばらくするとツインビーの救急車のように救助機が現れるので助けた人を移すとボーナス。ただこの乗り込んでいる人の表示がなく、移るアニメもないので、訳が分からないのですが、点数が伸びていることで確認が取れます。この表示は何かしらで見せてほしかったところ。パワーアップはなくならないので、赤の人は乗ったままです。

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クリスタルを破壊するとアイテムが現れ、その色の効果が発動します。青はタイムボム追加。オレンジは合体攻撃。2人同時プレイだと絶対合体させられます(笑)。この時、弾を撃つことができないし、時間も短いので、あんまり役立たない感じ。めったに出ない緑は1UPです。

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このゲームはエリアという単位に分かれていて、その終わりには選択肢であるゲートが出現。どちらかを壊すことにより、そのエリアに進むことができます。ただ数字の大きい方を選べばいいわけじゃないので注意。目的はエリア12にいる敵ダークベイダーを倒すことです。

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テラクレスタの流れを組んでいるシューティングですが、グラフィックなどは進化していて、多重スクロールする面などはかなり美しいです。連射も効くので、固い敵には接近戦が有効になっています。

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エリア12が出現。しかし全エリアあるんだろうか?エリア4とか見たことない気が。

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最終エリア。まずはこの戦艦のような敵の左右を破壊。

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すると真ん中が変形し、破壊に成功すると、

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敵もタイムボムを使って時間を逆行。このシーンは必見。

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ということでダークベイダー登場。胸のペンダントのようなところのみダメージを与えられます。

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なんとか破壊。この後シームレスにエリア1に戻ります。エンディングとかないのはニチブツらしい。

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全てはタイムボムに集約するのですが、あまりに復活が重要なためにほぼ単独では使わないボムになっています。特性を考えると、ボム1つで復活できるシステムの方が良かったかなー。それでも難易度が高いこのゲームは難しいと思いますけどね。せっかくのギミックも使われないまま埋もれてしまったのは残念。いくつか作り込みが甘い部分がありますが、アイデアが素晴らしかったシューティングです。