今回はブラステロイド(ATARI)です。

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6月30日はツングースカ大爆発が起きた日ということで国際小惑星デーという小惑星の衝突などの危険性について考える日となっています。日本では近年、はやぶさの成功がきっかけで宇宙への興味というものが高まっている気がします。といっても小惑星の衝突なんてヤマトでも飛ばさないと回避できない気がするんですけどね(笑)。国際小惑星デーは英語でInternational Asteroid Dayと書くらしいので往年の大ヒットゲームのリメイク作などを。

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そもそもアステロイドをプレイしたことある人ってどれくらいいるんですかね。アメリカではインベーダーよりも売れた記録が残っているのですが、輸入されたのはそんなに多くなかったはずなので、巡り合えた人はラッキーかも。ARCADE 1UPの第2弾にアステロイドがあるので、お金ある人は買ってみてください。今でも面白いと思いますよ。そして続編(正確にはシリーズ3作目)にあたるこのゲームも輸入のみだったので、見た人はわずかかもしれません。

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ATARIらしくコースわけされた選択肢を選ぶとスタートします。ルールは画面にあるアステロイド(隕石)を全て破壊すること。ただし操作系が変わっていて、自機の向きをブロック崩しなどに使うパドルコントローラーで変えて、噴射ボタンで前に加速します。画面の上下と左右はつながっている固定画面ゲームです。

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ショットと噴射の他にもう1つボタンがあり、自機をトランスフォームすることができます。タイプは当たり判定が大きいけど装甲が固いウォーリアー、弾をたくさん撃てる標準な大きさのファイター、攻撃力や装甲は弱いものの動きが速いスビーダーの3種類。ボタンを押すごとに変化をして、回数制限はありません。上手い人なら、避けきれない時にウォーリアーにチェンジ、逃げたい時にスビーダー、普段はファイターという使い方をするのでしょうが、なかなかそんなにうまくいかないので、とりあえずファイターでゲームのクセを覚えてからですね。

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隕石は大きいものを破壊すると小さく分裂し、一番小さいものを撃つと消滅させられます。分かりやすく言えば、ポンピングワールドです。それを慣性のある宇宙空間でショットで破壊していくというのがこのゲーム。

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隕石や敵などに当たるとダメージでエネルギーが減ります。時間でも減るので、いかに早くクリアするかも重要なポイント。赤い隕石は壊すとパワークリスタルになるので、それを回収することでエネルギーを回復することができます。

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全ての隕石を破壊するとゲートが開くのでそこに飛び込めば次のステージへ。イージーを選ぶとこの流れを説明してくれるチュートリアルをプレイできるのですが、がっつりとエネルギーは減ったまま本編へ。

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ステージに入る前にマップが開きます。一番初めに左下のチュートリアルの場所にいるので、そこから隣接しているマスを選ぶことができます。斜めもOK。あっさりとその面の内容が表示されているので、それをヒントに戦略を立てます。イージー以外はこのマスが16マスあり、全てをクリアするとボスが登場します。イージーはまずは9マスで挑戦。

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多分、初めての人はチュートリアル面か次の面でゲームオーバーだと思います。それくらい難しく、仮にぶつかりダメージがゼロでも時間で減っていくエネルギーが半端なく、ゲームオーバーだと思います。この辺は海外製品らしいというか。もうちょっと遊ばせてくれてもいいのにな、とか思ったり。

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面が進むと敵も登場します。敵を倒す必要はないのですが、アイテムを持っていたりするので、倒せた方が有利に展開できます。

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ぐるっと外周をクリアして最後にど真ん中を選択。

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ここはいつものゲートではなくワープホールが出現します。このエリアを全部クリアしたので、次はボス面。

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ボスは手足が退化した頭の大きな化け物。頭の外周にはイボがあり、ここから小さな敵を吐き出します。このイボを全て破壊すると倒したことになります。

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イージーの場合、ここでボスは違う空間へ逃げてしまいます。

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すると新しいマップが登場。こんどは4×4の16マスです。

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面が進むと変わった隕石や敵も登場。青い隕石はポップコーンと呼ばれ、今までのとは違って膨れていき、最大になるとその場に留まるようになります。なので破壊?する位置を誤るととてもクリアしづらい状況になってしまいます。

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16マスをクリアすると再びMUKORと対決。今度は倒せてエンディングとなります。

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イージー以外を選ぶとMUKORのいる世界が増えて、つまりは面が長くなります。エキスパートでは4つの世界をクリアしなくてはいけません。

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当然難しいのですが、このゲームの面白さは難易度の高い面にあったりします。だからこそ、もうちょっとダメージ量を減らすなりして欲しかったなー。

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登場する隕石やアイテム。アイテムは時間制限があるのもつらい。ブラスターとかはずっと付いていてほしいのに。

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日本にはない感性の作品で、アステロイドをうまくリメイクしているな、と感じました。ただ難易度に関しては書いてきたとおりで、1コインクリアどころか1面もアヤシイ状況。連コが基本というゲームなので、地元に入荷した時には、私以外に誰もプレイしているところは見たことなかったですね。それでも動画に1クレオールのものがあったりするから、世の中広いなーとか思ったり。