今回はナイツ オブ ザ ラウンド(カプコン)です。
聖杯戦争の終結です。魔術師マーリンにそそのかされた(笑)アーサーはこの後王になります。
大阪サミットが終了しました。サミットというのはこの開催日までに各国綿密な打ち合わせをして、トップが集まって発表する場なので、実際にトップが集まった上で話すことなどないのですが、このあたりはパフォーマンスなので必要というところです。そして平等性を高めるためか、わりと円になって配置されることが多く、歴史になぞらえて円卓の騎士などと言われることもあるのですが、今回、途中で長机が出てきて話題になりましたね。まあ長机はコミケなどでおなじみの日本の文化ですし(笑)。そんな訳で今回は円卓の騎士の副題を持つゲームを。
最近では某Fateで有名な聖杯戦争の話です(笑)。このときの勇者たちが円になって集まったものが円卓の騎士で、アーサー王に仕えた12人の騎士たちという表現が一番多いかな。
このゲームでは円卓の騎士が生まれるきっかけとなった戦いという感じでしょうか。そのため選べるキャラに王となる前のアーサーとランスロット、パーシバルが選べます。3人同時プレイ可能なのですが、珍しく同キャラを選ぶことができません。能力差はざっと画面のとおり。
内容はカプコンお得意のベルトアクションなのですが、今回は剣ということもあり掴みや投げというものがありません。近いのはゴールデンアックスかな。
最大の特徴として、レバーを使った攻撃があり、キャラが向いている方向にレバーを入れて攻撃をすると大斬りになります。通常の攻撃よりダメージが大きく、リーチも長いのですが、少し振りかぶるためにスキができます。
これを補うのが、進行方向とは反対にレバーを入れてボタンを押すことで防御の姿勢をとります。この時に攻撃を受けるとその後一定時間無敵になるので、強い敵には防御からの大斬りというパターンが基本になります。ただこのレバー捌きがかなりシビアのため、うまくできない人多数。このゲームがヒットしなかった原因でもあります。
ベルトアクションなので逆にレバーを入れると振り向いてしまい、その前にボタンを押さないと防御姿勢をとらず、失敗すると無防備な背中を敵にさらすことになり、剣士としては不名誉な背中の傷を負います(byゾロ)。ここがもうちょっと楽にできたら良かったんですけどね。このタイミングは独特なのでプレイして覚えるしか。
ゲーム中あるいはクリアボーナスとして経験値が入り、マジックソードなどにあるレベルアップシステムがこのゲームにも導入されています。時間的にも余裕がある時は経験値を稼ぎながら進むと後が楽になっていきます。
途中、馬に乗る敵が出てきたら奪うことができます。この時に攻撃方法がガラッとかわり、特に振り向きはジャンプボタンで行うようなります。ジャンプはレバー2回入れ。他のゲームのようなシールド替わりにはならず、攻撃力がアップするものと捉えた方がいいかも。
レベルアップをするとある段階で見た目も変わります。強くはなっているのだけど、敵も強いのが出てくるようになるので相対的にはあまり変わらなかったり。
助けを求める場面もたびたび登場。放っておくとやられてしまいます(笑)。ここらへんもゴールデンアックスっぽいなぁ。
こんなにいっぱい仲間がいるけど、ゲーム中は1人・・・。
旗を奪えクエスト出現。このミッションはちょっと面白いなと思いました。
合間に出てくるこのカットはなんなのでしょう?神々なのかな?
中世イングランドの話なのに鎧武者?名前もムラマサだし。
最後は城での戦い。一見ラスボスにみえるこいつは中ボス。鉄球を振り回してきます。
ラスボスのガリバルディは馬に乗って登場。もちろん奪うこともできます。
最後は倒した敵を中心にポーズ(笑)。
一見面白そうなんですけど、レバー捌きが完璧にできる人の話で、それができないとただただ難しいゲームとなっています。せめてガードをボタンでできれば良かったんですけどね。カプコンのベルトアクションは2ボタンというこだわりが悪い方向に向かった感じです。ベルトアクションコレクションに入っているので、気になる人はどうぞ。