今回はキング・オブ・ザ・モンスターズ(SNK)です。

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先日、友人たちと現在公開中のゴジラを見てきまして、この副題がキング・オブ・モンスターズというのですが、友人からその言葉を聞くたびに脳内にこのゲームが浮かんでしまい、会話が微妙にかみ合わないことに(笑)。こちらは「ザ」が入るので注意(何を)。

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ネオジオというと今では格闘ゲームの宝庫というゲーム機ですが、初めからそうだったわけではなく、餓狼伝説の1が出るのに約1年半ぐらい経っていて、その間はやや暗黒の時代といっていいのかもしれません。その中でスマッシュヒットとなったのがこのゲームです。

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内容は怪獣プロレス。街の中で1対1の戦いをして、なぜかフォール勝ちで次のステージに進めるというもの。使用ボタンはパンチ・キック・ダッシュで組み合わせにより、ジャンプなどもできます。

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街の中の建造物などは破壊することができ、中には掴んで投げる物もあります。ただし左右にある電波塔?は破壊できず、その間には電磁波が流れていて、そのラインに入ると電流が流れて中に戻されます。つまりプロレスのロープの役目を果たしています。なぜか画面外だと本当にロープのように相手が戻ってきてくれます(笑)。

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攻撃はいろいろ多彩で、選んだキャラによっても変わります。しかし日本代表的なのがジャミラ風なのはちょっとヤバ目な感じが。

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倒れた相手に近づいてAボタンで踏みつけフォール。しかし相手の体力がある内は決まらないし、ゲージが無くなっても3回くらいは跳ね返します。この辺はプロレスらしい(笑)。

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相手を投げ飛ばしたりするとPのボールが出現したりします。これを集めるとパワーが上がっていき、横のゲージがいっぱいになると変身。2段階まで変身します。多分、強くなっているのだろうけど、あんまり分かんないんだよなー、違いが。

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ということでフォール勝ちを収めると被害報告が出ます。これらも何を意味しているのかよく分かりませんが(たぶん破壊したオブジェによって数字が上がる)、この数字でボーナス点が入ります。そして、微妙に体力回復。クリア時しか回復しないので、徐々に厳しくなっていきます。

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対戦地は日本各地でその土地の風景が描かれています。これは岡山。そしてフォール負けを喰らっている図。

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京都での戦い。通っていた新幹線投げちゃってます。

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3分間で仕留められない時もゲームオーバー。

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一見、正義のヒーローっぽいですが、モンスター扱い。放射能研究をしていた博士らしいです。

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6人目は同キャラ対決。ここを勝つと場所をシャッフルして2周目が始まります。

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2周目ラストは東京。コンティニューしまくりでフォール勝ち。

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山本隆氏がニュースで伝えている最中にテレビ局が破壊されてエンドという、ちょっとダークな結末。

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ちなみに2人同時プレイでタッグマッチのような戦いになります。2体1の場面も作ることができるので、これはちょっと遊んでもらいたいモードですね。

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難しいです。一見、連打ゲームのように見えて、実はタイミングゲーで、敵に合わせた戦い方をしていかないと先へはなかなか進めません。普通に組み合ってしまうといくらボタンを叩いても負けてしまうことが多く、相手の体力を削れないままタイムオーバーなんてことも。基本は相手をダッシュなどで倒して、そこから投げや小ダメージをコツコツ当てていくというのが正攻法のようで、上手い人は1コインクリアも出来たようです。ただ人気になったのは、怪獣たちが街中を破壊していく世界観というところで、ただガムシャラにボタンを叩き続けたいゲームだったので、もっと街を破壊できる感じにしたらもっと人気が出たのでは、という気がしますね。