今回はブロックブロック(カプコン)です。

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6月6日はロクが2つ並んでいるので、こんなゲームを。カプコンなんだけど知らない人多いよね。

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アルカノイドから始まったリメイクブロック崩しのカプコン版です。だいぶ後発なので、期待したんですけどねぇ。コースは2つあり、それぞれは全く違う面になっています。通常ならビギナーは練習面だけど、このゲームに関しては、ノーマルは上級者コースと考えていいかも。

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アルカノイドとの差を書いていくと、一番の特徴は2人同時プレイが可能なこと。2人同時だと、2つのパドルがある程度近いと間にバリアが張られます。ということで、本来は2人プレイなゲームなのかも。

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さらなる特徴として下に出ているカウントがあります。これはブロックの耐久力を示していて、ボールを打つたびに減っていきます。

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そしてカウントがゼロになるとパドルの両側がぽろっと取れてしまい、小さくなります。工場出荷の難易度だと結構あっという間に長さ半分になってしまいます。逆にフルーツのアイテムを取ると伸びていきます。

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アイテムはさほど多くなく、バウスが伸びるフルーツ、破壊力と大きさが増すボール、ボールの速度を遅くする時計、ボールをキャッチできる磁石、それにボーナスと弥七。弥七は取ると上のエクステンドの文字が増えていき、6回目で1UPです。

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壊せるブロックを全て破壊したらクリア。面が進むと壊す必要がないのも出てきます。

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面の形はピンボールを意識した感じにもなっています。ジービーやボムビーを思い出したら立派なオールドゲーマー(笑)。パドルの下にもブロックがあったりします。この面は不壊ブロックなのでバリア替わりですが、壊さなきゃいけない面も。

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アルカノイドと違い、敵は一切出てきません。代わりに動くブロックとかが出てきます。敵が出てこないので、純粋なブロック崩しと言っていいかも。ただコースを変えづらくて、同じパターンで打ち返している間にパドルがどんどん小さくなるなんてことも。

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ビギナー最終面。かなり下にブロックがあるので、序盤がつらいですが、壊せるブロックばかりなので、全然まし。

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ビギナーエンディング。ノーマルに行け、とのことなのでノーマルに行ってみると、

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2面にしてこんな感じ。灰色のブロックはアルカノイドでいうところのゴールド。一気に難易度がアップします。このゲームの制作者は不壊ブロックが好きなようで、この後もかなりプレイヤーを悩ますことに。

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実は大塚製薬がスポンサーとなっていて、エリアをクリアするとこんな画面が。そしてBGMに使われているのは元気の星のアレンジ。歌えますか、元気の星。このゲームが出た頃にちょっと話題になった歌ですよ。

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ギミックとかはちょっと楽しそうなんだけどねー。すぐにボールの速度は上がるし、パドルは縮むし。加えてアイテムがそんなに出ないので、今までのブロック崩しは簡単すぎた、とかいう人向きかな。

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弥七を揃えると妖精が飛んできてエクステンド。バブルボブルならこれで面クリアですが、このゲームは続行します。逃げることは許されないのですね(笑)。

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アルカノイドでも似たような面がありますが、レーザーや分裂といったアイテムがないので、ひたすら間を通して当てるしかないんですよね。一定時間を過ぎるとEXITという文字が出てくるので、そこにボールを入れるとクリアになるのですが、そこに入れなければならないので、それさえも難しかったり。

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ボールが近づくときえちゃったりするEXIT。かといって、真ん中にボール入らないし。ボールを打つ時にカットしながら打つとカーブがかかるのですが、意図してできないんだよね。偶然になるときはあるんだけど。

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最終面。果たして1コインで行けた人いるのかな。

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アルカノイド亜種の中でもトップクラスの難易度を誇るゲームです。そして目新しさがプレイヤー不利になる部分にしか見られず、オーソドックスなブロック崩しを好む人でないとなかなかプレイしなかったようで、ゲーセンから一瞬で消えてしまいました。一応、PSPで出たカプコンクラシックコレクションに入っていたのですが、パドルでさえ難しいものがパッドでプレイなんて(笑)。ボールの速度が上がらないなら、まだ遊べたかなぁ。