今回はリバーパトロール(オルカ)です。

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5月29日はお嬢こと美空ひばりの誕生日です。生きていたら82歳ですか。まだまだ現役だったかもしれませんねー。美空ひばりとはほんのちょっとだけ薄い縁がありまして、親戚の子供が同級生だったという自慢にも何にもならない縁ですが(笑)。晩年のヒット曲には川の流れのようにがあります。今回は川の流れに逆らったオールドゲームを。

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当時、かなり人気のあったゲームです。操作は2方向レバーにボタン1つ。ボートを操作して上流のゴールを目指します。

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途中でいろんなものが流れてきます。岩場や丸太、他の船などにぶつかると沈んでしまいミス。その他には人が流れてくるので救助すると得点になります。

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人はぶっちゃけ助けなくてもいいのですが(笑)、連続して助けると得点が上がっていきます。ただしこの時に船の舳先で真正面からぶつかると人を轢き殺したことになり、得点のカウンタは初期化されます。なので助ける時には、わざと横に倒したりすると轢き殺さなくてすんだりします。

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ボートにはなぜか小さな穴が開いているらしく、水が浸水してきます。それが左のウォーターゲージで、これが無くなるとボートは沈み、ミスになります。途中にある渦はミスにはならないのですが、ボートが回転して真っすぐに上を向いた時にボタンを押さないと脱出できません。この渦に巻き込まれている間は浸水スピードが上がります。

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ワニも泳いでくるのですが、当たっただけではミスにはなりません。ただゲージは減ります。

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ボタンを押すとボートは加速し、上へと上っていきます。逆に押さないと川の流れで徐々に下がっていきます。多少でも上昇していると左右に動くことができ、加速をある程度しているとボートを左右に傾けることができます。この勢いの調節が微妙で、ボタンを軽く連打をしていると、ボートを傾けずに左右にずらせたり、狭いところを斜めに突っ切りたい時はボタンを押しっぱなしにします。

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人を轢き殺すと哀しいBGMと共に天使が生まれます。友人の中には、何人天使を生み出せるか、なんて遊び方もしていましたね。

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無事、ゴールまで辿り着くと残りゲージがボーナスに。

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面のパターンは16面まで変化し、以降10~16面の繰り返しとなります。後半はこんな細い川幅を上っていきます。

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ループゲームなのですが、得点が100万点を越えたり、100面に到達したりするとカウンタがバグり、クリアできない面になります。凄いのはここできちんとゲームオーバーになってネームが打てること。この頃のオルカはやっぱり凄いなぁ。

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ボートの挙動が分かってくると、意のままに動かせるようになり、わずかな隙間を通すこともできるようになります。こうなると楽しいゲームで、当時としては長く遊べたゲームでもあったので人気でしたね。しかし移植などがあまりされておらず、権利関係もよく分からなくなっているために、人気があったにもかかわらず、現在プレイするのが困難なゲームでもあります。似たタイプのゲームはたくさんあるので、それで我慢ですかね。オルカは後の東亜プランで、その流れだとケイブとか版権持ってないのかなぁ。