今回はMr.HELIの大冒険(アイレム)です。

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4月15日は天才レオナルド・ダ・ビンチが生まれた日です。ダ・ビンチはモナリザで有名ですが、画家としてだけでなく、科学者としても有名な彼はヘリコプターの原形となるデッサンをしていたことも知られていて、ヘリコプターが実際に飛ぶのが400年近くたってからというのも、いかに先見の明があったのかということですよね。ヘリコプターのゲームはたくさんあるので、どれにしようかと思ったのですが、タイトルにそのまま入っているものにしてみました。

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アイレムがR-タイプの直前に出したシューティングです。そのためちょっと印象が薄いんですよね。しかも難易度はR-タイプをも超えるのではないかと言われていて、あまり人気がありませんでした。

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部分的に強制スクロールのところもありますが、基本的には任意スクロールで進んでいきます。ヘリは正面の弾と上方向の弾を撃つことができ、地面に降りる(この時、足が出る)と上方向のミサイルは下への爆弾と変わります。キャラのフォルムはオパオパ、爆弾はちゃっくんぽっぷといった感じ。

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壊せるブロックの中には水晶やアイテムがあったりします。水晶は大きいほどお金が溜まっていきます。ただし大きな水晶は出てくると跳ねたりして何かにぶつかると割れていき、価値が下がっていきます。最小のものは壊れません。このあたりはファンタジーゾーンといった感じ。アイテムには数字が書いてあり、所持金と交換なので、お金がないとパワーアップさえできません。世知辛い(笑)。

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途中、透明な忍ヘリという敵が現れます。敵に接触すると通常エネルギーが減ってゼロになるとミスなのですが、この忍ヘリはエネルギーが減らない代わりにパワーダウンします。とても嫌な相手ですが、このゲームはランクの上がり方がひどく、わざとパワーダウンさせて進んだ方がよい場合も。そんな時は味方になるような敵です。

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こうして進んでいくと中ボス登場。耐久力もあり、いろいろな攻撃をしてきます。

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中ボスを倒すと建物の中へ。初め全体が見えないのですが、どこかに明かりのスイッチがあるので、それを壊し奥へと進みます。ここはそこまで長くない迷路です。

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建物の奥にはステージボス。中ボスよりも大きなボスがお出迎え。R-タイプとほぼ同時期なので、ややコミカルなフォルムをしていますが、似たような印象です。そして攻撃も半端ないです。自機はR-タイプのように当たり判定が小さくなく、ゲージ制といってもわりとごっそり持っていかれるので、当たらないようにしないとすぐに1機失います。

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場所によっては自動スクロールする場所があり、ここでスクロールに挟まれると即死。また壁のように挟んでくる敵もいます。

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隠れている部屋。パワーアップが最大だと出てきた途端、ソールドアウトの文字だったり。

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見た目はコミカルなんですけどね。結構えげつない攻撃をしてきます。

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ヘリが上方向の攻撃が強いせいか、上方向に現れる敵がやや多いようなイメージがあります。でも出来れば連射の効く横の弾でやっつけたいので、敵の横に張り付きたいところ。

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最後はなんだかR-タイプっぽい雰囲気に。

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そしてラスボス。頭の上は弾こないけど、こちらの弾も当たらないので、タイミングよく飛び出して真ん中の弱点へ撃ち込みます。

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PCエンジンに移植されているので、そちらの方がプレイしている人が多いようです。アーケード版はダメージ量が大きく、ヘリをホバリングさせると徐々に落下していく動きにやや難しい部分があるので、慣れないと見た目とは裏腹にすぐゲームオーバーになる始末。プレイした感覚はロボキッドなんですが、こっちの方が難しいかな。金でパワーアップという面白いシステムだけど、うっかりナマズ(画面のブロック破壊)で消費してしまった時のがっかり感。貧乏って嫌ね(笑)。