今回はターボフォース(ビデオシステム)です。

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アカデミー賞が発表されました。最近は選ぶ側に問題があるとして話題になってしまった賞ですが、そこのいろんなことを鑑みて文句が一番出にくい受賞になった感じですかね。逆に言えば、どれを選んでもおかしくない拮抗した作品群だったともいえますけど。その中で作品賞はグリーンブックという黒人と白人の友情を描いたという、日本ではこれから公開の作品ですが、まああれですな(笑)。とりあえず車が舞台の作品みたいなので、一風変わった車のゲームを。

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ラビオレプスで華々しく一般デビューを果たしたビデオシステムがパズルゲームを何作か出して、再びシューティングを手掛けたのがこの作品です。3人同時プレイ可能の1ボタンシューティングです。

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3人の空軍パイロットがドライブ中にタイムスリップし、異文明に占領された未来に来てしまい、乗っていた愛車を改造して異文明を倒すというストーリー。だから自機が車になっています。

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歴史的に見るならば、ソニックウイングスの原形となった作品で、敵を倒すとパワーアップアイテムが出ます。ただこのアイテムは画面下に落下するように落ちてくるので、場所が悪いと取ることができません。ソニックのように画面を回ってくれればもうちょっとマシだったかなぁ。

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パワーアップすると当然弾の威力は増すのですが、ソニックのように撃つことによりパワーダウンしていきます。これがものすごく早い。なので連射しているとあっという間に最弱になってしまいます。

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そしてザコも1発で倒れるのはほとんどなく、要塞なんかはバキュラ相手にしてるんじゃないかというくらい固いです。パワーアップしていれば、そこまでではないのだけど、最弱装備なら逃げる選択肢も用意しなければならないです。

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他のお助けアイテムとして雷マークの?アイテムがあるのですが、これを取るとランダムにいろんなことが起きます。ボムや最強パワーアップなどがあり、ひどいのは無敵で、無敵なのはいいのですが、弾が撃てなくなります。体当たりで破壊できるものの、解けた時が地獄。

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1面ボス。自走砲みたいな形で4つの足みたいなところは壊せます。ただ固い。もし最弱装備なら苦戦必至です。

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永パ防止のためなんでしょうが、必死で戦っている最中にある程度時間が経つとミサイルが雨あられのように降ってきます。こうなるとどうしようもない。

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ソフト連射が付いているので、そこまでボタンは叩かなくても連射するのですが、その全弾をぶち込んでも途中の中型機でさえ苦戦。ほんとに自機の弾がしょぼい。あるいは敵が固い。

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デザインとかはなかなか面白いのですが、上級シューターでもてこずっていたらしいです。ランクが上がりまくるので、わざと途中で死んだり。

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ブロックをある程度壊しておかないと動ける範囲が無くなってしまうボス。でも撃つとパワーダウンしていくし。

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6面ボスは落ち武者のような頭。ここまでこれた人は立派。

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そしてラスボス。フロントに書いてある文字で攻撃パターンを教えてくれる優しいヤツ(笑)。忍は前方から弾とドアから誘導弾。日本なら下に移動しつつ前方弾バラマキ。神風は突っ込んできます。

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こいつを倒すとまた1面にループします。エンディングなどはなし。

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おそらく1コインクリアは考えてられていないんだろうと思える難易度で、ゲーセンからあっという間に消えてしまいました。音楽とかも良くて、車で異星人と戦うなんというぶっ飛んだ設定なども好きなのですが、ちょっと難しすぎましたね。パワーダウンしないあるいはもっと緩やかで、ランクの上りも抑え気味なら人気出たかもというのは、ソニックウイングスが証明してくれたのかな。