今回はニンジャコンバット(アルファ電子)です。
2月22日はニンニンニンで忍者の日ということで忍者ゲームをたくさん出しているADKの作品をいってみましょう。タイトルはちょっとバットマン風。
ネオジオの初期の頃に出たベルトアクションゲームです。2人同時プレイ可。攻撃・ジャンプ・特殊ボタンで組み合わせにより多彩な技が出ます。
アクションゲームなんですが、実際は射程の短いシューティングといっていい感じです。なので連付きだとかなりゲーム展開が楽。というより、そうでないとちょっと難しいかな。敵のダメージが半端なく、ゲージが4メモリしかないので、あっという間にライフは0よ、となります(笑)。
1面は遊園地だからかコースタートロッコで敵が登場。倒さなければいけないのは奥の中ボスなので、さっさと片付けるべし。全般的にタイムが厳しいゲームになってます。
有名なエビぞりアタック。特殊からの攻撃でこうなります。移動にも使えるかな。
ドラム缶を壊すと武器がいろいろ出るのですが取ると射程が短くなるものばかりなので、取ってはダメ。パワーアップアイテムだけにしましょう。
1面ボスはロックな兄ちゃん。ダメージを与えると腕が取れて、爆発します。なぜ?
クリアすると途中に出てきた敵が仲間になりたいといってきます。ということで1人増えるというジャンプ的展開(笑)。
2面からは加わったムサシも選択できます。
2刀流のムサシですが、攻撃は刀というよりそこから出る波動です。今後加わるメンバーも含めて、一番使いやすいと言われているキャラでもあります。
奥から巫女のようなキャラ登場。2面クリア後、仲間になります。
この面は捕まっている女性が度々出てくるのだけど、少しするとみんな敵になるのは妖術か何かなのかな。
2面ボスは鳥女。ダメージを与えると画面外からの落下攻撃をしてきます。
さっきはごめんなさいね、とカゲロウが仲間に。力を試したとか言ってますが、あっさりと許しちゃいます。
いろいろパースがおかしいゲームなので、女性キャラなのにあまり萌えないというか・・・。
カゲロウは大剣を振って、つむじ風を出します。
各キャラは攻撃ボタン長押しで必殺技が出るのですが、ほぼ横への当たり判定しかなくて、全画面ダメージでない上に体力1消費するので、もはや大道芸の域。
電車の上の戦い。ここでも洗脳された仲間が登場。
敵のボスがいきなり電車を止めてしまいます。テリーマンを思い出した人も多いはず(笑)。
敵にパンクなのが多いのは気のせいだろうか。
ということでゲンブが加わり、フルメンバーとなります。このキャラ追加システムは面白いのだけど、イマイチ使えないキャラが多いです。
即席のチームだけど仲がいいこと。
最後に加わったゲンブはパワーはあるものの、射程が短くて上級者向け。
壁に張り付きながら、追尾してくるメカを壊して進んでいきます。
相撲取りなのか、必殺技が四股を踏んでダメージを与える岩石落とし。
ボスはミサイルマン。なぜかミサイルで殴ってきます(笑)。
次の面では火炎の術を使ってくるじじい(白雲斎)がボス。
この辺になると敵が自滅することも多くなります。トラップに引っかかったり、ステージから落ちたり。ジャンプアクションなのですが、いわゆる穴に落ちる場面はほぼなくて、下のステージから落ちるぐらいです。
奥のふすまが開いて、登場する歌舞伎的なボス。結構、時間をかけてきて、この時もタイムが減るのは勘弁してほしかったなー。
ということで最終面前の円陣。立ち位置と決めポーズは一緒(笑)。
過去ボスのオンパレード。
ラスボス登場。背景が気になりますが。
倒したと思ったら、頭だけ取り外して、背景にくっついたよー。どういう理屈か分からないけど、弱点は頭なので斬るべし。
幻妖斎、討ち取ったりー。
ADKらしい話の展開に思わず笑ってしまう忍んでない忍者ゲームです。ただベルトアクションのくせにほぼ体力回復アイテムが無かったり、ダメージが連続で当たったりとシステム面ではかなり厳しいゲームになってます。ファイナルファイトの後のゲームだったので、その辺はどうしても比較されてしまい、ヒットには至りませんでしたね。世界観はいいんだけどなー。