買った、steam『トゥームレイダー リマスター』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

steamで『トゥームレイダー リマスター』を買いました。

『~ⅠーⅥ』という商品名だったけど、実際は既に発売されている『~ⅠーⅢ』と『~ⅣーⅥ』の2商品を合わせた価格でした。

定価6800円でも確実に元を取れるけど、キャンペーンで半額だったら飛び付くよね。安いは正義!

 

これまでの当ブログでは『トゥームレイダー』関連の記事がいくつかありますが、その全てはPC版のオリジナルを動かしたもの。

大昔に発売されたソフトを、令和のPCで動かした上で不具合に頭を抱えるという不毛な内容ばかりですが(笑)、そんな悩みとも、もうおさらばだぜ!

 

今やトゥームレイダーシリーズはかなりの数がリリースされていますが、俺ッチが好きなのは昔の方=クラシック版です。

『~レジェンド』あたりだったかな、当時の新世代ゲーム機で発売されるようになってグラフィックが劇的に向上したものの、操作方法まで刷新されてしまった事に納得が行かなかったんですよね。

アナログキーを倒した方向に進めるわ、崖っぷちでブレーキが掛かるわ、勝手に壁面にへばりつくわでゲームオーバーになる要素が激減。

手厚いサポートというか過保護というか、半自動で動かすゲームなんて何が面白いんだ!と。

それ故、『~レジェンド』以降の作品はリブート作品だと思い込むようにしています。

 

確かに、昔のシリーズはあの操作方法のおかげで難易度が上がるだけでなく、ストレスを感じる人も多かったと思います。

この独特の操作方法のおかげで慎重に入力しなければならない、文字通り一歩間違えれば死ぬという緊張が常に漂っているんですよね。

第1作『トゥームレイダース』が発売された頃、『バイオハザード』が怖い怖いと話題になっていましたが、何段も昇って行ってからそ~っと下を覗き込んだ時の高所感……こっちの方がよっぽど怖いじゃん!と当時は強弁していたものです。

 

そして、これはリブート版にも継承されていますが、よく見えないのもトゥームシリーズの難しさの一つです。

”真っ暗”どころか“真っ黒”な場面も多く、モニターの明るさを限界まで上げてプレイしていた人も多いでしょ?

まぁ、探索する場所が場所なので光が射さないのは分かるんですが、そこはゲームという娯楽ですから、そこまで現実味を与えなくていいんですよ。映画にも同じような事が言えますね。

 

――と、どうでもいい話はさておき。

このリマスター版、グラフィックの精細化はさておき、プレイ感覚はクラシック版そのまんま。リブート版のサクサク進める感じに慣れきった、特にタイムアタックにしのぎを削るような人には向いていないでしょう。

逆に、第1作のリメイクと豪語していた『~アニバーサリー』に騙された気分になった人なら、「そうそう、これこれ!」と納得できるんじゃないかな?

「昔のトゥームはこんな小綺麗じゃない、もっとカクカクしてなきゃダメだ!」と揚げ足を取りたがるメンド臭い人に向けた対策(?)も万全で、リマスター版とクラシック版のグラフィック切り替えが可能です。

こういうのってオプションでいちいち設定しそうなものですが、リアルタイムでキー一つで瞬時に切り替えられるんだからスゲー便利。

これを見て分かる通り、画面としての明るさがけっこう変わります(フレーム数も変わる)。

基本的にはリマスター版としてプレイしますが、先も綴ったように画面が暗すぎてよく見えない場面に出くわした際、クラシック版に切り替えるとだいぶ分かりやすくなります。こりゃ助かる。

 

他にも、ボスの体力ゲージが表示できたり(オフも可能)、第1作ではチェックポイント方式だったセーブがいつでもできるようになったり、オリジナル感を損なわないアレンジは嬉しい限り。

ボイスも当時のものを流用し、1作目は緒方恵美さんによるレイラってんだから、もう色々と懐かしい! 

今や覆す事はできないけど、ララよりレイラだよな!

 

一応は新製品として発売するからには何かしらのアレンジは必要なんだろうけど、それらが邪魔にも台無しにもならない、絶妙なリメイク作品に思えました。

今のところは1作目をプレイ中ですが、まだあと5作もあるという喜びよ!

必要スペックも割と低めだしPC版がオススメです。

steamとかよく分かんないしなぁと思う人も、決して高くないハードルを乗り越えてみましょう!

個人的にPayPay払いができるのが助かりますね。