あの頃の『アメトーーク!』が面白い | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

録り溜めしたディスクを整理してたところ、『アメトーーク!』を撮ったものを発見しましてね。軽い気持ちで見始めたら、これがまぁ面白いんですよ。

調べたら、この辺は8年前のものだったようです。

もはや懐かしいくらいに古い回ですが、出演者の顔ぶれに時代を感じます。今では簡単に見れなくなった人が、何とまぁ多い事よ…!

 

当時、『アメトーーク!』はトークバラエティとして本当に面白く、長続きどころか、雨上がり決死隊のどちらかが生きている限り続いて欲しいと願っていた番組です。

1ミリの興味もないトークテーマであっても、MCとゲストが必ず面白くしてくれましたからね。

 

『アメトーーク!』の良いところは、どんなゲストにも必ず何かしらの見せ場を作ってあげる点にあります。

これと対極的なのが『踊る!さんま御殿』で、自分が贔屓にしている人が初出演するから見てみるかと思いきや、最初に挨拶がてら紹介をしたらそれっきり。

あとは前の方に座ってる顔馴染みの人とばかり喋ってばかりで、その目当ての人の声を聞く事なく番組が終わってたという事が数回ありました(笑)。

新人or若手だから緊張して喋れないなんてのは言い訳にすぎず、自分からグイグイ行くような人でなければあの番組に出る意義はないんですよね。はじめましての人にとっては敷居が高すぎるんですよ。

 

『アメトーーク!』にはそんな事はなく、数人のゲストの中には知名度が低い人や若手もいますが、そんな人にも必ず話を振った上で笑いに繋げるのが巧みなんですよ。

これは特に宮迫博之さんの手腕や気配りによるところが大きいと思っています。ヤフコメあたりに投稿すれば反論だらけになりそうだけど(笑)、客観的に見れる人は認めざるを得ないんじゃないかな。

 

それ故、ホトちゃん一人になってからの『アメトーーク!』の失速感は半端じゃなく思えたものです。まぁ今でも続いてるって事は、そんな風に感じている人は意外に少ないという証左なんでしょうがね。

あれだけ毎週楽しみに見ていたのに、今や年に数回見る程度になってしまいました。お笑い芸人同士の称賛やら技術論みたいな話が増えたように思えるけど、そういう馴れ合いは飲み屋でやってくれよと。

 

それはさておき……あの頃の『アメトーーク!』同様、SP版の繋ぎ番組でもある『ホリケンふれあい旅 にんげんっていいな』の復活も今では難しいかな?

堀内健=ホリケンさんが文字通り大暴れして、傍若無人の限りを尽くすのが好きだったんですよね。

破天荒すぎるホリケンさんの巻き添えを食らっても、みんな笑顔で付き合ってくれるのが微笑ましいんですよ。まさに、“にんげんっていいな”と。

まぁ、番組で流していないところでは、そうでない人も少なからずいたようですが、あれだけの真似をされれば寛容になれない人がいない方が不思議ですし(笑)。

コロナ禍のせいで人と接する事ができない、もしくはしにくい状況になった昨今、復活の見込みは薄いでしょうね。こっちも残念です。

 

近年、レコーダーに録画する風潮が薄まりつつあるなんて話も読みますが、こうして古い番組をいつでも見れるのは自分で録画しておけばこそです。

さて、次は『着信御礼!ケータイ大喜利』でも探すかな…。