買った、『HERO VISION vol.69』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

『HERO VISION vol.69』を買いました。

 

…もうね、ひたすら高いですよ。

季刊とは言え、2700円ですもんね。中高生には易々と手が届かない価格設定です。

そんな高額商品なんだから、本屋さんは裸で陳列させとくなよ? こういう表紙だからガキが手を伸ばしたがるんだからさ。まぁ、本の扱いを知らないのは、立ち読みを常とする浅ましい大人の方が圧倒的に多いんだけど。

 

高い、高すぎるんだけど……中身を見れば、それも仕方ないかと思わせる紙面作りは相変わらずです。

スタイリストやヘアメイクまで使ってるんだから、撮り下ろしグラビアとしては実にしっかりしています。

オールカラーで紙質も良い方だし、買えばそれなり以上の満足感はある本だと思います。

 

にしても、つくづく良い時代になったと思わせるのが、例えばスパ戦系キャストに関して、それまでは女人禁制のごとく男性キャスト限定だったのが、近年では女性キャストもしっかり扱うようになった点は、男性読者からすれば実に嬉しい事です。

まぁ、元々はニチアサ作品に出演しているイケメン俳優をフィーチャーした、本来なら女性をターゲットにした雑誌でしたが、最近では女子が女子に憧れるケースもままあるようですし、需要と供給が成り立つようになったという事なんでしょうね。

俺ッチのようなオジサンが買ってるのは特例中の特例なんですよ(笑)。まぁ、創刊号から買い続けているので…。

 

今号ではルパン&パトレンジャー、ゴーオンジャーの撮り下ろし&座談会がありますが、こういう時に各々が満遍なくコメントするのって、チームワークの良さ(not仲の良さ)を感じますよね。1人だけ何も喋らないという人がおらず、みんながみんな積極的に声を出しているのは好印象です。

 

そういう意味で、10年のスパンがあるゴーオンジャーの面々の座談会は、実に興味深い物でしたね。

ハリケン、デカに続く10YEARSシリーズですが、あくまでキャスト側が能動的に動いて実現するものであるとは目からウロコ。学生の自主製作映画っぽい感じもしますね(笑)。

そういう意味で、わざわざ作られた事には深い存在意義があるシリーズなんだなーと実感しました。おおお、早く観たいぞ!

 

――って事で、気になる人はぜひ。

役や物語に関して、俳優としてキチンと見解を述べる記事が載っているという意味でも価値があるんじゃないかな。

新人俳優の青田買い(笑)が好きな人にもオススメの雑誌です。