先日、某ネット通販店で本を4冊注文したんですよ。
・A 21日発売
・B 23日発売
・C 23日発売
・D 24日発売
という内容。
配送オプションは一括配送。全ての商品が準備できてから発送というものです。
注文したのは22日。
俺ッチは後腐れのない、かつ安全なコンビニ払いを主に利用しているため、↑の注文分のお金を23日に支払いました。
わざわざ23日を選んで支払った事にも意味があるんですが、理由は後述にて。
そして後日。届いたのは、
・ダンボール箱にA
・簡易包装にB、C、D
と、二口に分けての配送……薄々と予感はしていたものの、つくづく、どーなってんのコレ?
23日に支払ったものだから、24日発売分のDが別口になるなら分かるけど、この振り分けで二口の配送になる意味が分かりません。
ダンボールの方に(余裕をで)全部詰め込めるのに、どうして二口になるんだよ。
出荷先がいくつかあり、そこからの発送だからなのかな?
急いで出荷しないとイチャモンを付ける客もいるでしょうしね。
…といった予想をしてはみたけど、そんな楽屋事情なんか、こちらとしては知った事っちゃないんですよ。
得てして、多くの通販店には“一括配送”or“準備ができた順に発送”というオプションがあります。
前者は全ての商品が揃ってから、後者は商品が準備できた都度、数回に分けて発送するというものです。
前者を選択した時点で、
「発送が少しくらい遅れてもいい」
「受け取り作業を1度で済ませたい」
「梱包物のゴミ処理を少なくしたい」
「配送業者の負担を減らしてあげたい」
「お店の経費を減らしてあげたい」
という、こちら側の意思と言っても過言ではないと思うんです。
わざわざ選択の余地を与えておいて、そんな意思を完全無視するくらいなら、最初からオプションなんか要らないし、無駄ですよ。
4&5番目に関しては余計なお世話かもですが、そういう親切心を持った人は少なからず存在します。ここに(笑)。
特に4番目に関しては数年前から大きな問題に発展しましたが、発注=お店側の、やや独善気味な都合に振り回される配送業者が、いよいよ不毛だと感じ始めた証左です。
今回の俺ッチの件では1度で済みましたが、ヘタすれば1日に2回に分けて受け取った事もありますしね。
22日に注文すれば当日に支払うのがベストなんですが、もしかしたら(“一括発送”を選択していても)個別発送をしてくるかもしれないという懸念があったので、わざわざ23日に支払ったんですが、どうしてここまでお店側の都合を気にしなきゃならないのかと、スゲー空しくなりました。
送料無料と宣伝してしまう点に問題があると言う人もいますが、全ての発送にこれを適用するのではなく、発売日に届けて欲しいと言ったスピード重視の注文に関して、少しくらい料金を上乗せをするのもアリかと思うんです。
少なくとも俺ッチは、通販にスピードを求めるのは一種のムチャ振りだと考えるので、多少の遅延は許容範囲内。今すぐ必要な物なら、実店舗で買うべきなんです。
ぶっちゃけずとも、通販店は配送業者がいなければ何も始まりません。
なら、店・配送業者・客が三つ巴で話し合って折衷案を練るのが当然であり、必然。
この三者のうちの誰かが犠牲になっている上で、通信販売というものが成立しているとすれば、残念極まりない事態です。
それじゃ、まるで政治の世界と同じですから…。