読んだ、『宇宙船 Vol.158』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

『宇宙船 Vol.158』を買いました。

 

表紙にもなっていますが、『仮面ライダービルド』がチト多めかな?

桐生戦兎役の犬飼貴丈([いぬかいあつひろ]と読むそうな…)くんのインタビューにもありましたが、近年ではライダー役を演じるにあたり、わざわざ中型免許を取得する人が意外にいます。確か、小林豊くんもそうでしたよね。

…にもかかわらずバイクを運転しているシーンを撮ってもらえない、つーか、作ってもらえない。

安全面への配慮云々とか保険料の引上げとか、色々と裏事情があるんでしょうが、変身前後にかかわらずバイクを運転している姿ってのは、仮面ライダーという作品を象徴するシーン(の一つ)なのに、これは疑問です。

岡本夏美さんの頑張りが際立っていた以外に見どころのなかった(笑)『仮面ライダー1号』でしたが、本郷猛=藤岡弘さんがバイクで疾走する(しかもノーヘル!)シーンには、全ての男性が胸を熱くしたでしょ?

だからこそ、主人公がバリバリにバイクを乗りこなすシーンを見せつける事で、「最近のライダーはさー…」とか否定する理由ばかりを考える連中を見返してやる事も可能なんです。

最終回あたりで、変身前の俳優がライダーのスーツを着る事より、バイクを運転するシーンを見せる方がファンサービス度は高いので、スタッフの方々は今から御一考願います…。

 

あとはヘビツカイシルバー=ナーガを演じる、山崎大輝くんへのインタビュー。

他の雑誌にもヘビツカイメタル編に関するインタビューがあったんですが、逐一セリフを熟考し、自分なりに咀嚼しているのが感心です。おそらくキュウレンジャー中、一番の役者バカ(バカ役者にあらず!)なのかもしれませんね。

この手の作品は、ドラマ(=脚本)に関しては低く評価されがちですが、こういった役者へのインタビュー等を読んでみると、そう軽く判定するのを躊躇えますよね。

ドラマとしては特殊すぎる世界観や脚本だからこそ、俳優は普通ではない役を演じるために熟考を重ねるわけです。その上でアクションもこなさなきゃならないし、それが1年半も続くんだからニチアサ作品のレギュラー俳優は本当に大変だと思います。

 

本としては邪魔この上ない折り込みピンナップ、普段は開けもしないんですが(笑)、おお、今号は個人的に今一番可愛いヒロインこと、ラプター283!

恒例の、変身前後を問わずに撮り下ろした特写写真集も出るそうですが、ラプターさんだけのために欲しいんだよね、けっこう大マジで。

ところで、キュウレンジャーにおけるnot人間の皆さんのスーツって、アクション用とアップ用って存在しないんですかね? 件の写真集の告知で、ラプターさんの靴裏の溝に石が挟まったままってのが見て取れたので…(笑)。

 

――ところで、このところの『宇宙船』に関して思う事。
その昔、買おうとしている雑誌を持ちながら店内を散策している際、俺ッチが持っている本を食い入るように見ているちびっ子がいたんですよ。

ひと通り見終えて、俺ッチが買おうとしていた本が売っているコーナーを通った際、例のガキがその本を探し当てたんでしょうね、しかも平置きにして見ていたというシーンに遭遇し、超ガッカリした覚えがあります。

本来、可愛い存在である“ちびっ子”も、立ち読みをする時点で“ガキ”に早変わりですよ(笑)。

未就学児くらいのガキが一人でフラフラしていたので、おそらくは親も立ち読みに没入していたんでしょうね。目を離した際にガキが酷い目に遭ったら、誰かしらに責任を擦り付けるようなクズ親なんだろうな、きっと。

ただでさえ無神経な大人に立ち読みされる→商品にダメージを与えられるってのに、お店の売り物を丁寧に扱える神経や技術が発育されていないガキに、それを求めるのは無理でしょ?

って事で、表紙に最新ヒーロー(もしくは最新フォーム)の写真を使うの、止めて欲しいんですよねぇ。

昔みたく、開田裕治さんや雨宮慶太さんらが描いていたようなイラストに戻してくんないかなぁ。

表紙に惹かれて買ってから愛読者になってます!って人は、少ないと思うんだけど。