BLUE KNIGHTⅡ IN THE DIENSIONAL WORLD | ボトキチブログ

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ホビージャパン刊 1988年5月 (2005年復刻版)

 

 

 

今回はHJ別冊青ベル2になります。
模型をメインとした雑誌らしくイラストばかりの前回と違い、今回はこれでもかっ!!!!というくらいの作例が誌面から溢れんばかりに飾られております。
当然ながら本誌からの再録も多々ございますが今となってはそれら1冊1冊を求めることもできませんので貴重な1冊になりますね。これは別冊1と同時に2005年に再販、というか復刻版が発売されてますので探せばまだ入手できるかもしれません。
・・といっても最近ではあまりネット上では見なくなりましたね。
再販当時はけっこう売れ残っててあんまりそんなにもとめられてなかったのでは?という意見も見られたのですが・・・。
ちなみに以前の別冊1の記事も含めて今回の写真も復刻版のものを使用しております。
初版もあるんですがなんせ何度も何度も読み返していてボロボロなので・・・・。

 

 

 

今回は本当に多くの素晴らしい作品が誌面を飾っています。
これほど多くの作品を1つの本に掲載するのはもう近年でのムック本や特集本では太刀打ちできない量でしょう。それは当のホビージャパンにも言えることだと思います。
それほどの熱量をこの本は携えているのです。

 

 

内容

 

 

ではため息がでるほどの素晴らしい作品群を見て行きましょう。
全部お見せしたいところですがそんなこともしてられないので抜粋していきます。
まず、(ほんと、沢山のこれもイチオシ!アレもイチオシ!!としたいところなのですが)イチオシとして1/35の青ベルを挙げます。

 

 

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原田正彦氏製作1/35 ベルゼルガBTS
2009年現在に至るまで1/35で幡池画をこれほどの完成度で再現された青ベルを私は知りません。
本誌からの再録なのですがもうHJで初めてコレを見たときの感動といったら!!!
その素晴らしいまでのボディバランスに加え、全身フル稼働!!
ATとして動くトコは全て動くのです。もちろん降着もしますし指に至っては節ごとに動いてしまうのです!!!(いくらH級とは言え1/35キットの大きさを知っている方ならこの驚きをわかっていただけるでしょう)
あまりにも素晴らしすぎてこの原田青ベルだけで記事を埋め尽くしてしまいそうなので次にいきます・・

 

 

あまりヨソでは見かけないポッドベリー
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堤浩一氏製作 1/35
バララントの次世代ATなんですがエクルビスよりはよっぽどファッティーの後継機ぽくて好きなんですが
よそでは本当にまぁ~~~~~たくみかけませんね。
コトブキヤのガレキはいうに及ばず、ワンコイン、CM'S(どれも青ベル関連の立体化に力を入れていた)でも見かけませんでしたしね。

 

 

コトブキヤのワンコインフィギュアでなんとかメジャーデビューしたオクトバw
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「こ、これ僕のですよ、頭にカマタって書いてあるじゃないですか!」(これでどれほどの人が笑ってくっれるか?w)の
鎌田勝氏製作 1/35

 

 

これもなかなか一般的に認知度の低そうな軍警のホィールドッグ
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不思議な経緯のあるトロピカルサルタン
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大山敏弘氏製作 1/35
これは少々説明が必要なのだがHJ本誌でMAX渡辺氏が1/35ドッグを3日でベストプロポーションに改修する企画があってそれだけじゃ弱いと感じたのかそのプロポ改修と同じ方法で改修してなおかつ大山氏(同じMAXファクトリーでした)の考える俺ATで仕上げたのが当AT。
それがなぜかいつのまにかちゃっかり別冊1でトロピカルサルタンなんて名前が付いちゃったのです。
それがコレ↓
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パイロットの親父があやしすぎるよなぁ~ww
ちなみにノモケンさんも赤いの作ってます。(要HPチェキ)

 

 

AT以外も立体化されていてこんなのもあります。
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オデッセイ掲載の1/35アストラッド戦車です。
これは日本一のボトムズ野郎野本憲一氏が製作されてましてジオラマ仕立てになっています。
当然ながらATもそばにいましてそれがコレ↓
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そう幡池センセ版スコープドッグです。
今でもノモケンさんのHPでも見れることができますがカンのいい方ならおや?と思うハズ。
そうです「折鶴タコ」の渾名のあるコイツはCM’Sで立体化されてますね。
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そしてちょっと蛇足な話を。
語りたいことは山ほどあるのですが今回は「青ベル版タコ」について
実は青ベルタコは4種類存在します。
まずは上記の幡池版タコそしてデスメッセンジャー↓(小説1巻掲載)
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これらは幡池裕行先生デザインの特徴あるデザインをしています。
TV版と違い、あきらかにタカラSAKを意識したディティールに独特のプロポーション。
そして次に挙げる2点
まずは2344年に試作された改修案(別冊1掲載)↓
ATM-09 スコープドッグ
(コトブキヤから1/35でガレキが発売された)
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そしてこの機体
ATM-09AEノーマルドッグ(別冊2掲載)↓
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上記2点のATはどちらもFX系の技術をもとに開発されたATでどちらもデザインは藤田一己氏です。
Zガンダムのメカデザなどでお馴染みですね。
どちらも複雑な形状をし、いくぶんスマートにデザインされています。
これが判断できるようになればアナタも立派な青ベルファンですww
実際CM'Sが青ベル版タコ発売のニュースがネット上を駆け巡った時に「どれよ!?」となったものでした・・・

 

 

最後にMAX渡辺様
いつになったら1/24テスタロッサを発売していただけるのでしょうか・・・・
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え?その広告はL・MAXだから知らない?あ、そう

 

 

評価

☆☆☆☆☆
今回も文句なしの星5つ!
この本でしか見れないイラストも多々あり、そしてこの立体の作品量は筆舌に尽くせません!(><)