ペールゼン・ファイルズ 05話 『尋問』 | ボトキチブログ

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ネタバレしとります
今回は惑星クズスクの情報省医療収容所(ギニア高地がモデル)から始まります。

 

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/ad/b7/atm_09_st_scoope_dog/folder/1031874/img_1031874_35617715_1?1220700260
ムダに優雅ですね
ここでウォッカムとペールゼン閣下との会話が始まりますがウォツカムが閣下の履歴を語り始めます。
ちょいと珍しいので紹介します。

 

 

銀河北方ミード星系 惑星リマリド 誕生
軍大学で物理学 生物学 医学 遺伝工学博士号 取得 主席で卒業
少尉の時ゴモン動乱でメルキア英雄功労賞  
ガノー将軍記念賞
2度に渡る国家特別功労賞

 

 

・・・惑星リマリド出身の閣下がどういう理由で惑星メルキアの軍人になっていくのかも興味のあるところですね。(今回は明かされていませんが)

 

 

本邦初公開!!
スコープドッグ、ポリマーリンゲル液交換シーン!!!
これはショックを受けた人も多いでしょう、私もその一人であります(笑)
これまで、よその銀河のお話でもありますしATは謎な部分が多い機械でありました。
ムック本などでは色々と細かい設定が存在するんですがその一つがポリマーリンゲル液です。
今作ではポリマーリンゲルリキッド(以下PRL)と呼ばれていますね。

 

 

さて、ATはマッスルシリンダー(以下MC)という人工筋肉を電気信号により伸縮し、その四肢を稼働させます。
MCが人にとって筋肉であるならPRLはATにとっては血液になります。
PRLは腰にあるバリアブルコンプレッサー(だったかな?)によりATの全身に行き渡ります。
しかし可動していくうちに劣化していくのである程度使用したらPRLを交換しなければなりません。
車がガソリンを消費して可動するのとは意味が違うんですね。
そしてPRLはものすごく発火性があり空気に触れただけで発火してしまいます。

 

 

PR液はそのまま外に出すわけにはいかない。
この液体は、ATの巨体を駆動する大出力を発生させるために、可能な限り高エネルギーを持たせた物質である。
そのためこの液体は常温で空気に触れただけで発火、爆発するという危険物であった 。

~ボトムズオデッセィ アーマードトルーパー整備レポートより抜粋~

 

 

まぁ本よっては多少細かい部分が違ってきてるとは思いますが大体この通りだと思いますが今回は発火しただけでしたね。
ちなみにこの設定は小説「ベルゼルガ物語」では詳細に語られていますが映像で危険な液体として描かれたのは「メロウリンク」が最初ですね。

 

 

ということでPF版PRL交換訓練シーンを見ていきましょう。
PRL交換システム前に整然と並ぶAT
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システムをチェック、必要事項を入力
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股間下にある秘密のスイッチを押してお尻の装甲をあげます(これってブラブラしてるのかと思ったらスイッチ一つで自動的に上がるんですね)
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お尻部分のシャッターが開き、PRL液交換パイプのついた交換マシンを挿します。
(ファック オブ マイ アス!!!そのまんまじゃん!と思ったらこの給油システムはアトムをリスペクトした(笑)監督談 ・・・と)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/ad/b7/atm_09_st_scoope_dog/folder/1031874/img_1031874_35617715_6?1220700260

 

 

上のパイプからAT内の古いPRLが排出され下のパイプから新しいPRLがAT内に注入されています(多分)
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/ad/b7/atm_09_st_scoope_dog/folder/1031874/img_1031874_35617715_7?1220700260

 

 

この交換訓練シーンではワップに目を付けられたバーコフ分隊が端に追いやられ、最後に始めるんですがこの時アクシデントがおこります。
作業を始めようといたキリコにゴダンがATを代われと言ってきます。
素直なキリコちゃんは代わってあげるんですがPRLのパイプになぜか亀裂が入っており作業中にPRLが噴出しキリコがモロに被ってしまいます。
もちろん無事でいられるわけもなくPRLはキリコを包んだまま発火し、あっというまに周りに広がっていまいます。
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燃え続けるキリコを中和剤をかけてザキが救ってくれます。
ちなみに中和剤はATのケツの下にあります。

 

 

この赤いヤツね
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今回のメカフェチのお楽しみはここまでです。

 

 

この後ペールゼン閣下の尋問シーン→キリコ、ゴダン襲撃と続きます。
ルスケとウォッカムの閣下尋問シーンは感慨深いモノがありますね。
私なんぞはついTV版ボトムズのキリコの拷問シーンを思い出してしてしまいます。
ここの尋問シーンの閣下のヌードはサービス(監督談)だとか?
誰に?

 

 

ま、それはともかくとして、今回の尋問でキリコの過去が語られます。
ある程度は「野望のルーツ小説版」で判明しているんですが映像で語られるのは初めてですね。

 

 

さて、2話に続いてキリコ・ゴダンペアが複数の覆面の男に襲撃されます。
この時のバーコフ分隊のそれぞれの行動が興味深いですね。
最初ゴダンがバーコフに救援を求める電話を掛けるんですが「妙な奴らに襲われている」」と聞いて電話を切ったバーコフは「キリコたちか」と心配そうに聞くザキに「間違い電話さ」と言って知らん振りを決め込みます。
この時部屋にはバーコフとザキしかいなくコチャックは、というとなぜか司令室にいて司令たちと会話中でこの時コイツが司令側のスパイだったことが判明します。
さて、その後のキリコ、ゴダン襲撃なんですが今話は襲撃されたのがキリコかゴダンかまだ判明していませんがわかってから見てるとゴダンのクソっぷりがよくわかりますね(笑
そしてバーコフは完璧にことなかれ主義でザキは年相応の熱血、といいますか、きちんと仲間を心配していますし、コチャさんは最低野郎です。
この襲撃シーンは「野望のルーツ」で基地内でのキリコ襲撃シーンに通じるモノがあります。
と、いうのも基地内で襲われる→他の基地内の連中も巻き込んでの大騒ぎになるとこなんかそっくりw(ついでに基地司令官がモニターしているとこも)
さて、基地内アナウンス「軍警察に告ぐ、第18ブロックで重大な軍規違反だ。該当者はガリー・ゴダン、及びキリコ・キュービーだ。この2名を射殺せよ!彼らに加担するものは叛逆をみなす!」
この放送を聞いてバーコフの制止を振り切って部屋を飛び出すザキ。
ですが部屋を出た途端、警備兵の銃撃にあいます。
この時の警備兵の言葉で基地中の兵士にバーコフ分隊が嫌われていることがわかります。
バーコフが助けに入ります。
仕方なくバーコフもキリコ達を助けに行く決心を固めますが「巻き込みやがって」と迷惑そうな顔をザキの前で隠そうともしません。
ザキは戸惑いながらも皮肉をまじえて非難します。その頃にはもう部屋に戻っていたコチャさんは当然引きこもりです。
今回は狙われるのが覆面男達から軍警察にかわった時点で終了です。
謎の襲撃がゴダンらしいという臭いがしつつですね。
次回に続きます

 

 

今回のサービスカット♪

 

 

とっても珍しい難民キャンプでのキリコちゃん
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赤肩軍団
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この時点で警告だと気づかなかければいけないのだ。

自分を信じて欲しいとなど言ったことはない

むろん愛して欲しいとなど考えたこともない

ましてや願いごとなど聞く耳を持たない

過去もなければ未来をも思わない

だが一つだけ確実になしてきたことがある


それは自分に替わろうとする者を抹殺すること

これだけは誠実に実行してきた

次回 『異能』

ただの一度も仕損じてきたことはない