PMS(生理前症候群)でお悩みの方へ
お薬を使わないで自分で生理前のつらさを少しでも改善できるので、試していただきたいと思い、このブログを書いています。

私たちは、施術をしながら、PMSの仕組みを知っていただき、どうすればよくなるかを多くの方々へお伝えしてきました。
手技を使うとき、そのお体の柔軟性や、その人の身体に対しての想いを変えていくことで、PMSの症状は改善していきました。
その改善方法ですが、まず、PMS=生理前症候群 が起こる仕組みからです。
生理前には、身体の中で、どのような事が起こっているのか想像してみてください。
排卵後、身体の中の血液が、子宮内膜へと集まって行きます。
そして、受精、着床しやすいように子宮内膜細胞を肥厚させて、それを維持します。
肥厚させている間、血液をためておかないといけないので、生理の前の黄体ホルモンが出ている時期には脳や、手足の血流が悪くなっていきます。
黄体期の2週間ほど、脳の虚血状態が続いてしまう人ほど、身体の重だるさや、イライラ感、うつのような気持ちにもなりやすくなります。
なので、少しでも酸素を脳に与えるために、また、お腹の圧迫をなくして、血液を流しやすくするように肋骨を動かして、深い呼吸を心がけることが必要となります。
その身体の動きを、生理が終わってから排卵までの比較的身体がつらくない時期に、身体に覚えてもらえるようにしておくことがいいでしょう。
なんだか、ややこしくなってきたので、簡単に言うと
生理前は、血液がお腹に集まるので、脳の虚血状態が起こりやすくなっているのに加え、
お腹に血液を集めるために手足の血液を少なくする時の体型=肩をすくめがちの猫背状態になりやすいので、呼吸が浅くなってしまいます。
なので、頭痛が起きたり、イライラしたり、痛みに敏感になったり、不安な気持ちになりやすかったりします。
これらの感情が出る時は、脳の酸素不足の信号です。
また、身体が丸くなりがちの時には、腰や、足に体重がかかってしまい、身体を伸ばしている時よりも筋肉の緊張状態が続いてしまいます。
ので、余計に疲れやすくなってしまいます。
なので、PMS改善方法は、元気な時に少しでも身体を伸ばしてあげて、胸を広げて、心臓に圧迫をしないような呼吸を練習しておくことで、PMSの脳の虚血期間を短くしてあげることで、改善していきます。
そして、生理痛の改善も続けて行えますので、普段からお腹と胸を伸ばして身体に血液を流してあげられるように身体に思いやりをもって動かして頂きたいです。。
奈良整体レディースカイロプラクティック
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