腰痛で来院された方で、2年前に肝水腫と診断されて肝臓に水がたまってるんですという患者さんおられました。
悪性かもしれないので、検査してもらっても悪性かどうかわからないと、同じ病院で
2回、違う病院で1回 合計3回
どれもよくわからないと言う答えだったそうです。
腰痛の治療でもお腹をちじめて、腰部の筋肉を緊張(伸展緊張)させたままになっている人はお腹を伸ばして腰部の筋緊張を緩和していきます。
その患者さんも肩を前にして、おなかをちじめて猫背の状態でしたので、同様の治療メニューで腰痛改善していきました。
痛みがなくなってからも腰の筋肉に負担をかけないような身体の使い方を覚えていただくために、また、呼吸の拡大を目的に肋骨の可動域のひろげるように定期的に来院されるようになりました。
三ヵ月後 2年前からあった肝臓水腫が今回の検診でなくなっていたと喜ばれました。
これはたまたまかもしれませんが、心臓に水がたまったり、肺に水がたまったりする人たちも前胸壁部、胸からお腹をいつもちじめて生活をしているおかげで、リンパ管の流れが悪くなって水がたまってくるようです。
肝臓と言うのは身体の中で最も大きい臓器です。
なので、いちばん外圧を受けることになるともいえます。
その方はいままで常に肝臓に対して圧力をかけ続けていたと言えます。
それを解消するには肋骨を動かすことで、胸郭内の臓器に圧力差を生じさせて、血液の流れをよくしてあげることが出来ます。

身体の中には多くの血管やリンパ管という管がいっぱいとおっていますので、水道のホースを踏んで流れを止めるようなことのないよう心がけたいものですね。
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