高血圧の改善方法 ですが、まずは高血圧の原因です


おそらく身体は血圧を上げる必要があるので血圧を上げるホルモンを出すようになるのですが、

それはどういうときかというと


まず腎臓への血流が悪い時

脳への血流が悪い時

眼圧が上がった時

などです。

もちろん肥満などで、血管への外圧が高まっている時も血圧が上がります
その場合はいさぎよく痩せてください。血圧は下がります。

痩せている人でも

しゃがみこんでいる時や便秘や膀胱に小水がたまっている時なども血圧は上がります。

逆に下がる時と言うのは、しゃがみこんだ身体を伸ばして立ち上がる時、身体の血管容積が一瞬にして増えるので、血圧が下がり立ちくらみを起こすこともあります。

心臓の筋肉が肥大や、壊死などで収縮能力が弱くなった時は血圧が上がってきません。

が、継続的に高血圧症と言われる人たちの身体の状態を考えた時、

腎臓への血流を無視するわけにはいきません


腎臓は毎日お風呂一杯分くらいの血液をながして「ろ過」し身体の外へアンモニアを排出します。

もし、体内に代謝物のアンモニアがまわっていくと脳の神経を破壊してしまいます。

なので、がんばってろ過を行っておしっことして排出してくれています。

つまり小水が出なくなると命にかかわりますので、人工透析をしなくてはいけなくなります。



腎臓-1

身体は血圧を上げなさいと言うホルモンが脳から出るためには、生きていくための必要性を感じてのことです。


そんな腎臓へは太い血管がつながっているのですが、身体を使っている人が腎臓に対していつもまわりから圧力をかけ続けています。

腎臓が、その圧力によって膨らむことが出来ず血液が流れにくい状態になってしまっています。
なので、血液を流すために血圧を上げるホルモンを出すことになります。

したがって、血圧が高い患者さんたちを治療する時、腎臓に対しての圧力を軽減してあげるような施術を行います。

どういうことをするかというと

まず、頚椎を緩めて、脊柱の筋緊張をとって、肋骨を動きやすくします
そして、前胸壁の肋骨の可動域を広げて、腹腔を拡大して、腹圧を下げてあげます。

そして、横隔膜の動きを拡大させることで、腎臓自身の周りから受ける圧迫を取り除いていきます。

ご自身でもその意識を持って身体をのばぢてもらう運動を日々行っていただくことによって、日常の血圧が下がり、お薬がいらなくなっていきますので、参考にしてください。


腎臓-2


腎臓は心臓のように自分では動いているわけではありません。
周りの肋骨や、お腹の動きによって圧力を変えてもらい吸血を排血を行っています。
背中を丸めたり、お腹を縮めて日常生活を送っていると恒常的に腎臓を圧迫し続け、血圧を上げるのですが、降圧剤だけで血圧の調整をしているとと腎臓の機能低下を起こして、透析患者への道を歩むことになりますので、お薬に頼っていることだけで安心しないようにしていただきたいものです。


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