子宮内膜症
その原因と改善方法です。
子宮内膜症はなぜ起きてしまうのでしょうか。
子宮の様子を想像してみてください。
まず、生理の時に子宮内膜が剥がれ落ちます。
剥がれ落ちた内膜は経血とともに生理の時に子宮口から外に排出されます。
でも
その出口の子宮口が閉ざされていたら、
出口を求めて卵管を通り、腹腔内に排出されてしまいます。
腹腔内に排出された子宮内膜は内臓のいたるところに拡散されて、細胞が定着した部位では、子宮ではないのに子宮内膜細胞が増殖してしまいます。
すると、その増殖した細胞たちが、生理の周期とともに剥がれ落ちようとするので、腹腔内の定着部位がチクチク ヒリヒリ 痛み出すことになります。
これが、子宮内膜症の症状です。
腹腔内に排出されて定着し増殖した細胞たちは、しばらくは増殖をするのですが、体内の異物と判定されて、しだいに白血球たちの免疫細胞によって破壊、吸収されていきますので、継続力はありません。
しかし、次から次へ生理のたびに外に出られずに、腹腔内に放出されていたら、生理がなくなるまで、症状はなくなりません。
卵巣に定着してしまうと卵巣のう腫やチョコレートのう腫を作ってしまいます。
従って、一般的に、お薬で生理を止めることで、症状を改善しようとするのですが、根本治療ではありません。
では、どうすれば内膜症を治していけるのか、
子宮口を広げて、経血の出口を妨げないようにしていきましょう。
子宮口を狭くしていることの原因の多くは、お腹を縮めて子宮体を上から内臓で圧迫している為に、子宮体と、子宮頚部が折れ曲がって経血の通り道を狭くしてしまっています。
なので、胸を広げて、骨盤を起こして、お腹を伸ばして、下にある子宮体を引き上げるようにしてあげます。
うまく子宮口を広げて、生理の時に経血が排出されるようになると、2~6ヶ月すると次第に症状は改善されていきます。
生理痛の改善の方法と同じようにしていけば、生理の時に子宮頚部から、経血が出て行きやすくなるので、卵管のほうへ流れていかなくてもすむようになります。
日常的に骨盤を起こすことと、お腹を伸ばす意識を持っていただきたいものです。
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