最近脳の疲れから腰痛や、膝、腕の痛みが長引いている方が増えています。

 

打撲や、不意にゆがめた身体を支える時、普段がんばらない筋肉が、がんばってしまい、そのまま固まって、痛みとして、本人に伝えています。

 

身体の歪みをとると、当然がんばっている筋肉たちは緩んでくれるので、痛みも消えていきますが、

先に言ったように身体の歪みが取れていても脳が、納得をしていない時にその痛みが続いてしまうことがあります。

 

そんな時は、まず頭蓋、つまり頭皮の筋肉の緊張を探ってみます。

 

さわってみると周りよりも少し硬い部分、または、ゴムのように感覚が鈍くなっている部分、軽く押圧して、痛みを感じる部分があると思います。

その筋肉を筋肉繊維に垂直方向に揺らしてみると肩や腕、腰や股関節の筋緊張が取れてきます。

 

それでも硬いと感じた時は、つぎに、頭蓋から脳に向かって垂直方向に押圧を10秒ほどしてみてください。気持ちも脳に圧力を書けいるイメージを持って行ってください。

 

筋緊張の当該部位が緩んで痛みが軽減あるいは消失していきます。

 

最近よく使うのは、腰部筋肉や、でん部筋肉の緩めの時は、頭頂部反対側、僧帽筋上部は反対側側頭鱗状縫合部、中背部は後頭部筋繊維が反応してくれます。

 

 

脳が疲れている時実際に脳酸欠(虚血)状態になることがあります。

 

脳内血流がスムーズに流れていないと言うイメージで、それを開放するために、頭蓋骨周りの筋緊張を取ってあげることで、頭蓋の呼吸システムが整います。

頭蓋の拡張と収縮がスムーズになることで、脳圧の変化がポンピングの役割を果たしてくれるようになると言うことです。

 

このペンフィールドのマップは部分的なものですが、感覚野と運動野が単純に一列に並んでいるわけでもないので、実際の脳へのアプローチは頭蓋骨の動きを感じながら行うとわかりやすいと思います。
頭蓋の筋繊維は頭部全体にあるので、このマップが参考になるかどうかはわかりませんが、イメージは出来るのでアップしてみました。

 

頭蓋の筋繊維とデルマトームとの関係図があればいいのですが、ないので、実際当該部位を触りながら、頭蓋筋繊維を刺激してみると、その反応部位が動いてくれるので、確かめて見てください。

 

奈良整体レディースカイロプラクティック

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