私も実は・・・ 

椎間板ヘルニアで苦しんでいたのですが、

「なぜヘルニアになったのか」、「どうすれば良くなるのか」がわかり、

実践していくうちに、症状もなくなりました。


20代の頃、今の仕事をする前は、椎間板ヘルニアで、

腰が痛く、何度も立てないほどのぎっくり腰にもなり、
左足がしびれ、足の裏にはいつも紙のシールが貼りついているような違和感が続いていました。

 

これからここに書くことは医学書には書いていません。

 

書いていないどころか腰をそらしてはいけないだとか、まったく逆のことが書いてありますので、

それを信じている先生たちからは非難されるかもしれませんが、

事実はこうなので、少しでも多くの人が、それで助かって頂けるならと願い書くことにしました。

手技療法の先生方には、納得していただけると思います。

 

では、腰椎の椎間板ヘルニアです。

 

 

ヘルニア-1

右の図の様に水色に塗られている「椎間板」が後ろに飛び出ることをヘルニア(=突出)といいます。

椎間板ヘルニアを治すには

本来背骨と椎間板は左の図のように軽い前湾(前に湾曲)して、身体を支えています。

しかしながら、日々の生活の中で、長時間座っていたり、猫背になったりしている時間が長くなってしまいます。

そして、お腹を伸ばすことがつらいと感じ始め、腰を丸くしているほうが、「楽」と感じてしまうようになります。

 

腰の骨たちは、横か見ると完全な長方形ではなく前湾しないといけないので少し台形になっています。

 

なので、腰の骨が後湾(後ろに湾曲)すると椎間板の前部が上下から圧迫されて後部に押しやられ、突出していくことになります。

 

したがって、ヘルニアになろうとするなら、

 

多くの時間を、おなかを縮めて腰をまるく後湾させておけばいいでしょう。

なので、ヘルニアを治すには、その逆です

お腹を伸ばすように骨盤を起こして、腰椎の椎体(骨)前部を広げていくと、椎間板は前方に移動するようになります。

腰をそらそうとしすぎてはいけません。

腰部の骨と骨をつないでいる深部の筋肉(多裂筋)が、長い時間伸ばされすぎて、

身体を支えるために固まってしまっていますので、

腰をそらそうとすると痛いです。

それと、

突出した椎間板部分をはさんでしまうことにもなります。

この固まって、伸ばされた多裂筋が腰の痛みの原因ですのでゆっくりと縮めながら、緩めていくことが必要です

立位と座位

【 骨盤の傾きに注目してください】

 

あまり「姿勢をよく」とかも思わないで「お腹を伸ばす」と思ってください

 

「姿勢」と思うと背中と腰にちからがはいり、これもしんどくなりますので続きません。

お腹を伸ばすことと腰をそらすことは、

形的には同じようなことですが、

筋肉の使い方は異なります。

腰椎にかかってくる圧力がまったく異なります。

ですので、腰を使うのではなく、骨盤とお腹を使うようにしてみて下さい。

座る時は、足を投げ出さず、膝より後ろに足が来るようにすれば、骨盤に気持ちが入ります。

 

それともうひとつ お顔を下に向けている人が多いです。

 

それは、首の後ろの筋肉が引っ張られ、肩甲骨を持ち上げてしまい結果的に腰部の筋肉が身体を支えるために緊張を強いられてしまいますので、いけません。

お顔をあげて、頚椎を緩ませて、骨盤の真上に頭を置く感じにすることで、背中と腰部の筋肉も緩んでくれます。

多裂筋-3

 

ずうっとこの形ができるとは思いません。

せいぜい3分もしていたら、ほかの事に気をとられ忘れてしまいます。(私はそうでした^o^;)
でもゼロはいつまでたってもゼロですので、出来る範囲でトライしてみてください。

 

日ごろの生活の中で、腰の骨と椎間板の圧迫が、どうなっているのかを想像する時間を増やしていければと思います。

 

奈良整体レディースカイロプラクティック アトラスセラピー