やらないといけないことが溜まっているので、ゴールデンウイーク中に一気にやっつけることにした。

嫁さんの実家のエアコン設置。
エアコン設置の中でも追加工事の多いタイプの設置依頼を頂いた。

標準設置でだと業者が2人でやって来て、2時間位で設置するイメージ。
今回は、
・配管穴開け
・配管カバー(スリムダクト)
・電圧変更
・室外機設置場所の基礎
・旧配管穴埋め
他。

簡単に色々言うが、1つ増える毎に1時間程追加と思って良い。そして1つにつき技術料含めて1万円程費用が増える。
とは思っていないようだが。

作業前。
壁内配管という将来を見据えていない配管方法。
配管再利用しようにも、ガス(冷凍庫オイル)もフレアの形状も僅かに変わっているのでやろうとは思わない。昔はやっていたようだが。



お約束の箱買い。SHARPの安いやつだがプラズマクラスターも一応付いている。
税込み4万円。
仕入れ、材料調達も私の仕事。


先に壁裏の木を探して位置決めし、室内機の取付け板を取付ける。

位置が決まったら穴開け。
室内は石膏ボード、壁内はグラスウール、外壁はALC。
石膏ボードはカッターで、仕事上免疫のあるグラスウールは簡単に手で退かし、ALCはコンクリート用キリでちょちょいと開ける。
見えないので汚くて良い。

今回のエアコン工事で知ったが、穴開けが発生する時、場合によってはアスベストの調査や、アスベスト用の穴開け方法が必要らしく、最悪2万以上の追加になる。注意が必要。


パイプを突っ込んで穴の内面だけはきれいに。
穴は下り勾配で。


前のエアコンの室外機は土に沈んでいたので、基礎をコンクリート平板で。
簡単だがレベルも。


やっと本体の設置に。
配管は2分3分のペアコイルで、作業しやすいように分割した。
90度曲げは当然ベンダーで。


室外機の上側を引っ掛けて、下側をめくって接続作業。
フレア工具、トルクレンチ等の専用工具を使って接続。


外の作業風景はこんな感じ。


配管接続が終われば真空引きとリークチェック。
ゲージホースの調子が悪く苦戦した。
真空ゲージとガス解放後に泡スプレーで漏れがないことを確認。


電源の200Vから100Vに切り替え。
200Vの絵。


100Vの絵。
部品は必要なく、シールを剥ぐだけ(嘘)。


室外機側。
ご要望頂いたスリムダクトも。


室内機側。


前の穴を隠す事も兼ねてカバーを。
コンベックスが黒しか無かったのは残念。


試運転をしている最中に前の穴をわざわざモルタルで埋める。
見た目を気にするのでここまでやった。


今回の設置で、内外機を繋ぐVVF2mm3心の心線を剥くときに、1本を傷付け断線させて試運転で動かないミスをした。簡単にやり直して済んだんだが。
時間がかかったので焦って油断したと思う。
気を付けねば。